概要
ゲームは完成した。俺たちの物語は、そこから始まった。
俺たちが作ったゲームは、確かに完成した。
だから、その先なんて存在しないはずだった。
インディーゲーム開発者・相沢創、二十六歳。
仲間たちと作り上げたゲームをコミックマーケットで完売させた、その日の終わり――俺は倒れた。
次に目を覚ましたとき、俺は十八歳の少年・一条朔になっていた。
そこは、自分たちが作ったゲーム――
《創世の境界学園(ワールドボーダーアカデミア)》の世界。
異世界と繋がった巨大な学園島。
空へ伸びる軌道エレベータ。
世界各地に出現したダンジョン。
そして、見覚えのあるヒロインたち。
設定も知っている。
シナリオも知っている。
この先、世界に何が起こるのかだって知っている。
――はずだった。
「……こんな設定、俺は作ってないぞ?」
ゲームでは描かれなかった過
だから、その先なんて存在しないはずだった。
インディーゲーム開発者・相沢創、二十六歳。
仲間たちと作り上げたゲームをコミックマーケットで完売させた、その日の終わり――俺は倒れた。
次に目を覚ましたとき、俺は十八歳の少年・一条朔になっていた。
そこは、自分たちが作ったゲーム――
《創世の境界学園(ワールドボーダーアカデミア)》の世界。
異世界と繋がった巨大な学園島。
空へ伸びる軌道エレベータ。
世界各地に出現したダンジョン。
そして、見覚えのあるヒロインたち。
設定も知っている。
シナリオも知っている。
この先、世界に何が起こるのかだって知っている。
――はずだった。
「……こんな設定、俺は作ってないぞ?」
ゲームでは描かれなかった過
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!作った世界で、知らない人生が動き出す。
「コミックマーケティア」で仲間たちと制作したゲームが完売した日、相沢創は疲労の末に倒れてしまう。目を覚ました先は、なんと自分たちが作ったゲームの世界。しかも主人公としてやなく、ヒロインの弟・一条朔として暮らすことになるんよ。
魔術と科学が共存する学園島には、軌道エレベーターやダンジョンへ通じるゲートまである。壮大な舞台に驚かされる一方で、姉との賑やかな朝や、新しい出会いに戸惑う創の姿が親しみやすいんやね。知ってる世界が目の前の現実になる楽しさを、ウチも味わえたわ。
■ 夏目先生より――作品の奥にある魅力
わたくしが心を引かれたのは、自分が作った世界の事情を知る主人公が、そこで生きる人々…続きを読む