同性の教師への恋を語る独白から始まる作品です。古風な語り口と、りぃん、りぃん、こつ、こつと繰り返される音が、ひそやかな揺らぎを生み出しています。言い切るほど余白が濃くなり、最後まで簡単な答えを渡してくれません。言葉の置き方や、人と人との距離をじっくり味わいたい人に向く一編です。
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