概要
お盆の帰省ラッシュ当日、東京の陸と空が『沈黙』した。ログゼロの完全犯罪
爆薬ゼロ、通信ログゼロ。最新鋭の防衛網と国家インフラを完敗させたのは、プロのテロ組織ではなく、ただ「毎日が退屈だったから」という理由で洗剤を混ぜ合わせた、一人の名もなきブルーワーカーだった。刑事、公安、防衛省、マスコミが勝手な国際陰謀論の沼にハマっていく中、主犯の作業服の影は、自分が引き起こした大停電のせいで私生活がめちゃくちゃに不自由になり、窮屈な檻と化した東京で舌打ちをする──。究極の自業自得を描く、ハイスピード・社会派サスペンス。
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