概要
どんな理不尽な悪意も小細工も、その最強すぎる男には無意味でした。
ダンジョンが現れて数十年。世界中から忌み嫌われる禁忌のスキル『悪魔契約』を授かったメイトは、十五年間たった一人でダンジョンを攻略し続けてきた。誰からも忌避されて、何百何千ものギルドに門前払いされ続けた彼がようやく採用されたのは、廃業寸前のギルド。そこは有望な人材を他ギルドに奪われ、依頼を横取りされ、大半の取引先からも見放された崖っぷちのギルドだった。弱いから搾取される。力がないから踏みにじられる。ギルドを襲うそんな数々の理不尽を、メイトは契約悪魔たちと共に一つずつ覆していく。嫌がらせは別の手段でかわし、妨害も力技でものともせず、突然送られてくる刺客にも難なく対応しつつ、埋もれていた仲間の才能を開花させる。奪われたかつての仲間を取り返しつつ、気付けば落ちこぼれと笑われたギルドは、誰も手出しでき
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