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概要
消したい記憶は、ありますか。——それも、私だから、消したくない
会社員・白川菜々。悪魔からの求婚、堕天使からの問い、忘れられた女王との再会——そのすべてを乗り越えたはずの平穏な日々に、奇妙な物忘れが忍び寄る。
大切な記憶が、少しずつ欠けていく。なのに——あの夜の恐怖だけは、なぜか鮮明なまま。
机の引き出しの奥から出てきた、見覚えのない黒い栞。「返却期限が過ぎています」
導かれるように迷い込んだ夢の中、そこは、すべての記憶が本として保管される「奈落図書館」。静かな司書は、微笑みもせず、こう問いかける。
「どのページを、消しますか?」
痛みを手放せば、楽になれる。けれど、消えるのは痛みだけではないとしたら。
記憶と後悔の物語。ダークファンタジー・シリーズ「ナナ・クロニクル」第四作。
大切な記憶が、少しずつ欠けていく。なのに——あの夜の恐怖だけは、なぜか鮮明なまま。
机の引き出しの奥から出てきた、見覚えのない黒い栞。「返却期限が過ぎています」
導かれるように迷い込んだ夢の中、そこは、すべての記憶が本として保管される「奈落図書館」。静かな司書は、微笑みもせず、こう問いかける。
「どのページを、消しますか?」
痛みを手放せば、楽になれる。けれど、消えるのは痛みだけではないとしたら。
記憶と後悔の物語。ダークファンタジー・シリーズ「ナナ・クロニクル」第四作。
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