概要
男女比1対5の貞操逆転世界で襲われるギリギリまで攻めてみよう!
男女比1対5の貞操逆転世界。女性が積極的で、男性が守られる側——そんな常識が当たり前のこの世界に来ていた神崎陸は、入学早々あることを考える
「気がある風を装うだけで、どこまでいける?」
言い切らない。踏み込まない。でもギリギリまで近づく。
そんな計算された距離感で二人を同時に揺さぶり続ける陸だったが——
翻弄しているつもりが、……熱量は陸の想定をとっくに超えていた。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!押される側の主人公が、使うのは押す技じゃない。引いてずらす技だ
男が少なく女が多い、貞操観念の逆転した世界。男子は縮こまり、女子が押す側になっている。主人公はその構造をさっさと把握して、「じゃあこの世界でギリギリまで攻めたらどうなるか」と実験を始めます。
面白いのは、彼が使う技が全部「引き」だというところです。傘とコーヒーを渡しておいて「またいつか、何か返してくれたら嬉しいな」とだけ言って去る。踏み込まない、言い切らない、答えをずらす。世界の側が反転しているぶん、主人公だけがもう一段ずれた位置に立っていて、この二重構造が効いていると思いました。
好きだったのは体育館の場面です。フォームを直すという口実で距離を詰めておいて、相手が反応した瞬間にす…続きを読む