第5話 米太平洋艦隊の最後・・・

遁走を開始してた米艦隊はハワイ方向に出現した敵戦艦に驚く。

どうやってこの位置に・・と考えても答えは出ない。

スプールアンスには反撃の手段が無い。

駆逐艦部隊が壊滅を覚悟で突っ込むが、一瞬で敵の猛攻で撃破。

ブリキの装甲では戦艦の砲撃に耐えれるハズも無い。


背後には空母部隊の攻撃機。

前には戦艦。


詰みだ・・・・。


スプールアンスは全軍に停止を命じ、白旗を掲げる。


そして平無電で・・・。


「日本海軍に投降します。どうか降伏を受理して下さい。」


スプールアンスは星条旗を下し白旗を掲げ無傷のエンタープライズとホーネーットを

拿捕させる事も提案。


「ハルセー、すまんが降伏しよう。

どう頑張っても勝てないし逃げられない。」


「提督・・・。祖国に帰って出直しましょう。」


ハルゼーも了承して降伏を打診を了承。


「大日本帝國連合艦隊司令長官、山本五十六である。

米太平洋艦隊の降伏と聞くが全面降伏か?

それとも・・・。」


「アメリカ太平洋艦隊総司令スプールアンスです。

ハワイからの撤退も含めた全面降伏をお願いします。

多くの隊員を死なせたく無いですし、戦力も枯渇。

仮に闘っても我が艦隊は海の藻屑にしかなりません。

それならば命を繋いで次に備えます。」


「フム・・・。では本海戦はエンタープライズ、ホーネットの拿捕。

その他の艦は本国帰還に使用を認めよう。

真珠湾を含むハワイからも撤退するのだな??」


「・・・ハイ。その巨大な戦艦を見た瞬間。

我が軍の闘争心は折れました・・。

勝てない戦は手を引くのが将の務めです。」


「フム・・・。では貴軍の空母は我が艦隊が接収。

残りの艦で祖国に帰国で良いな?」


「・・イエッサー。」


降伏調印はスプールアンス、山本五十六の二人で大和甲板で執行された。

上空は零戦が制圧し、周囲は駆逐艦が潜水艦を警戒。

ヨークタウンは撃沈一歩前なので、乗員退艦後、雷撃処理。

ホーネット、エンタープライズは鹵獲し、日本に持ち帰る事になる。

またハワイに関してはスプールアンスから艦隊壊滅で維持不可能。

日本に明け渡す事を政府にも告げ、大量の輸送船を回し米軍関係者や

アメリカ国籍人の本国帰国を推進。

スプールアンスはハワイ明け渡し後、退任を申請。

後任はハルセーが就く事となる。


スプールアンスは接収されるエンタープライズ、ホーネットを黙って見てた。


勝てると思って挑んだ闘いだった。

暗号を解読し、敵空母を撃滅出来ると思ったが、マクラスキーが撃破され、

全てが狂った。


ルーズベルトは怒り狂ったと聞くが、この戦力差ではどんな将でも勝てぬ。

勝てぬ戦は捨てるべきである。

経験者を連れて帰り、次の戦に備えよう。


日本側は米軍空母をほぼ無傷で拿捕出来た事で日本空母の欠点も発覚。

P&Wエンジンも多数鹵獲出来た事で中島航空機や三菱で模倣。

後の護(まもる)エンジンの基礎となる。

優秀な米軍規格のパッキン、そして13mm機銃と凄い企画品もGET!!

回航した後、横須賀港でドックに入れ、日本規格に更新。

だが開放式格納庫は整備兵からも好評。

良くガスがまん延するそうで、火の取り扱いが難しいと言う。

ハワイ戦後、帰国した空母は全て格納庫をブチ抜き、シャッター解放式に改造。

エンタープライズは桜島、ホーネットは天城と変更し、第一航空艦隊に編入。


で、ハワイの占領は・・・。


後書き

素直に降伏しませんよね。

なので次回も戦闘続きます。

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