概要
『天使を殺せば三億円』――中学三年生、夏、僕は、天使殺しを決意する。
『天使を殺せば三億円』
中学三年生の夏、僕は天使殺しを決意した。
金さえあれば、受験も、親も、くだらないしがらみも捨てられる。
そう思って天使を探していた僕は、救急車のサイレンに導かれるように中学校へ向かう。
そこで出会ったのは、背中に白い翼を生やし、頭上に光輪を浮かべた親友・シハルだった。
彼は行きずりでその身体に天使を宿してしまったのだという。
けれど、僕には分からなかった。
目の前にいるのは、本当にシハルなのか。
それとも、シハルの姿をした天使なのか。
天使を殺せば三億円。
天使を殺せば奈落行き。
そして、天使を殺せばシハルも死ぬ。
それでも僕は考える。
なら、シハルから天使だけを引きずり出して殺せばいい。
救いたい親友の中に、殺すべき天使がいる。
これは、二人の少年が救済と破滅の果てに奈落へ至る物語。
中学三年生の夏、僕は天使殺しを決意した。
金さえあれば、受験も、親も、くだらないしがらみも捨てられる。
そう思って天使を探していた僕は、救急車のサイレンに導かれるように中学校へ向かう。
そこで出会ったのは、背中に白い翼を生やし、頭上に光輪を浮かべた親友・シハルだった。
彼は行きずりでその身体に天使を宿してしまったのだという。
けれど、僕には分からなかった。
目の前にいるのは、本当にシハルなのか。
それとも、シハルの姿をした天使なのか。
天使を殺せば三億円。
天使を殺せば奈落行き。
そして、天使を殺せばシハルも死ぬ。
それでも僕は考える。
なら、シハルから天使だけを引きずり出して殺せばいい。
救いたい親友の中に、殺すべき天使がいる。
これは、二人の少年が救済と破滅の果てに奈落へ至る物語。
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