中学校の放課後、黒板を綺麗にするのが日課の少女。誰も気づかないはずの「陰の努力」が、クラスメイトの早瀬にふと認められる瞬間がとても温かいです。黒板消しを叩く音やチョークの粉、セーラー服の小さな汚れといった細やかな描写がリアルで、読んでいてほんのり微笑ましくなりました。特に最後の「左耳が熱い」感覚が、少女の心の揺らぎを美しく締めくくっています。2000文字以内の企画にぴったりな、ささやかだけど心に残る一編。作者さんの繊細な筆致が光る素敵な作品です!ありがとうございました!
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