概要
記憶のない少女と、孤独な黒髪の狼姫。誤解と濡れ衣、二人の物語、始まる。
目が覚めたら、空が緑色だった。
ううん、葉っぱだ。見たこともないくらい大きな葉っぱが、空をぜんぶ隠すみたいに、何枚も何枚も重なってる。
ここ、どこ? ……ううん、それより前に。わたし、だれ?
記憶を失くした少女・遥香(はるか)は、異世界の森で目覚める。
傷がすぐ治る不思議な体と、無邪気な明るさだけを頼りに、走り出した先で出会ったのは――白狼族の戦士たちと、たった一人、黒髪の少女シズ。
シズの親友・ルナを攫ったのは「人間族の女」だという。遥香は誤って犯人と疑われ、二人さらいの大罪人として追われる身に。
「犯人は、別にいる」――そう確信したシズは、父にも一族にも背いて、遥香と旅に出る。確固たる証拠を持って、必ず帰る、と一族に告げて。
少女と、黒髪の狼族の姫。
相手を「ひとりにしない」と決
ううん、葉っぱだ。見たこともないくらい大きな葉っぱが、空をぜんぶ隠すみたいに、何枚も何枚も重なってる。
ここ、どこ? ……ううん、それより前に。わたし、だれ?
記憶を失くした少女・遥香(はるか)は、異世界の森で目覚める。
傷がすぐ治る不思議な体と、無邪気な明るさだけを頼りに、走り出した先で出会ったのは――白狼族の戦士たちと、たった一人、黒髪の少女シズ。
シズの親友・ルナを攫ったのは「人間族の女」だという。遥香は誤って犯人と疑われ、二人さらいの大罪人として追われる身に。
「犯人は、別にいる」――そう確信したシズは、父にも一族にも背いて、遥香と旅に出る。確固たる証拠を持って、必ず帰る、と一族に告げて。
少女と、黒髪の狼族の姫。
相手を「ひとりにしない」と決
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