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概要
押入れを開けたら、ドラ娘が棲みついていた。世界に、この子ひとりだけ。
古竜さん「我は古竜。かつて天を統べ、空の高みに巣を構えし者なり」
わたし「いや、テレビで見たことあるので」
押入れを開けたら、ももいろの古竜が棲みついていた。
角と尻尾と小さな翼。あとはふつうの女の子。わたしの靴下やヘアピンを宝物としてねぐらに溜め込み、「我は古竜。かつて天を統べし者なり」と偉そうなわりに、生活力はゼロ。
授けてくれる「古竜の力」は大仰な名前ばかりで、実態は洗濯物が濡れないとか、麦茶がすぐ冷えるとか、部屋の半径二メートルで使い切られていく。
誰も世界を救わないし、誰も滅ぼさない。それだけの、押入れの話。
# 古竜さん
押入れを、ねぐらにしている、ももいろのドラ娘。角・小さな翼・緑がかった尻尾を持ち、からだは淡いももいろ。三千年生きたと言い張る(だいぶ盛っている)
わたし「いや、テレビで見たことあるので」
押入れを開けたら、ももいろの古竜が棲みついていた。
角と尻尾と小さな翼。あとはふつうの女の子。わたしの靴下やヘアピンを宝物としてねぐらに溜め込み、「我は古竜。かつて天を統べし者なり」と偉そうなわりに、生活力はゼロ。
授けてくれる「古竜の力」は大仰な名前ばかりで、実態は洗濯物が濡れないとか、麦茶がすぐ冷えるとか、部屋の半径二メートルで使い切られていく。
誰も世界を救わないし、誰も滅ぼさない。それだけの、押入れの話。
# 古竜さん
押入れを、ねぐらにしている、ももいろのドラ娘。角・小さな翼・緑がかった尻尾を持ち、からだは淡いももいろ。三千年生きたと言い張る(だいぶ盛っている)
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