概要
うちの家の枇杷の木を、熱心に見上げている人がいた。
枇杷の季節にお届けします。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!面白く、素敵な純文学
発想の段階でもう面白く、話運びに巧みさがある。無駄な説明はせず、ささやかな会話やアクションによって淡々と物語が展開してゆく。
微かに漂う謎と不穏な気配に……それでも慌てず、呼吸を乱さず流れてゆく日常にリアリティと爽やかさがある。
こういうのが上等な純文学なのだろうなぁ。そう思いながら読み進めるのだが、単にハイレベルなだけではない。
瑞々しい感性に裏打ちされた描写に、ふと、枇杷や山椒の香りが漂ってきそうだ。素材やモチーフの全てにセンスが光っており、上手く言えないが、そこはかとなくオシャレな雰囲気もある。
でも、小難しい感想は必要ないだろう。
ただ一言、面白かったです☆