だからなんだと言われれば、それは赤いラインだと答えよう。赤いラインとは、カッコよさの象徴なのだ。機能的には、全く要らない。しかし、そこに一本赤いラインが引かれることで意味が生まれる。スポーツカーのボディに走る赤いライン。 ギターの側面に入った赤い縁取り。 軍服の袖を飾る一本の赤。なくても困らない。 だが、それがあるだけで途端にカッコよくなる。この作品には、真っ赤なルージュで引いたような赤いラインが通っている。それが、とてもカッコいい。
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