第11話 追跡者
ゴブリンをやっつけるよりも...
何故かゴブリンの耳を集めると言い出したクリスティナに手伝わされた事がキツかった...
短剣をで耳を削ぐ感触が...
亜空間に入れたら綺麗になるから、私は出来たての自分のアイテムボックスに短剣を入れた。
「動物系のモンスターは食料にもなるんだから。いずれ解体も教えないといけないわね。解体の方がグロいわよ?」
全部で50匹くらいの耳を削ぎ落としてクリスティナのアイテムボックスに入れた頃には夕方になっていた。
少し移動して見通しの良い岩場で野宿をする事になったんだけど...
キャンプすらやったことの無い私には過酷な夜になりそう...
「ねぇ、虫とか大丈夫?」
「中には毒虫もいるから気をつけないといけないわね」
「えっ...虫は無理なんだけど」
「ふふっ。冗談よ。虫は睡眠の妨げになるしエルフは森の中に住んでるのよ?虫除けの結界はお手の物よ」
それは安心なんだけど...
いちいち怖がらせて、絶対楽しんでるよね...
「さぁ、ゴブリン討伐で返り血や汗もかいたし、シャワーをお願い出来るかしら?地面に水を残しちゃうと水を求めたモンスターが寄ってくるから少し離れましょ。」
知識も無いし絶対に私はクリスティナがいないと、この世界で生きて行けないわ...
シャワーの後はタンクを満タンにしたお礼に宿の女将さんが持たせてくれたお弁当が待ってる!
ゴブリンに魔力を過剰に消費させられちゃったし、ご飯が楽しみすぎる!
「ライトは私が点けるわね」
クリスティナのライトが綺麗なこともあるけど、何度見てもクリスティナの身体は綺麗だと思う。
髪の毛もロングのシルバーヘアで綺麗だし
この世界にブラジャーはなく、布を覆ってチューブトップみたいな感じなのに、形が崩れる事もなく...
私だってBカップ...だけど、この世界の人が大きいせいで、チビハゲにまな板って言われたし...
羨ましい...
Dカップくらいのクリスティナでも小さい方ってなんなのよ...
「ミオ?ちょっと来てもらえる?」
「どうしたの?」
《クリーン》
クリスティナは私の髪の毛を触って魔法をかけると、ごわついていた髪の毛がサラサラになった!
「身体には使っても効果はないけど、髪の毛には有効なのよ?服を洗う時に使う生活魔法ね」
「えっ!教えて欲しい!!」
「今日は早くご飯にしたいから、明日教えてあげるわね。」
また髪の毛を伸ばしたかったけど、シャンプーも無くて諦めていた...
でも!これで私も髪の毛を伸ばせる!!
私は少し...いや、かなりテンションが上がった!
「まだ身体を洗ってないの?早くしないと遅くなっちゃうわよ?」
「だよね、ごめんね」
クリスティナに見とれていたことと、髪の毛が綺麗になって浮かれてて、クリスティナは先に身体を洗い終わっていた。
「シャワー解除していいわよ。先に戻ってご飯の準備をしてるわね。急がないと魔力残渣が無くなって私のライトが消えちゃうわよ」
クリスティナと一緒にいることもいいけど、やっぱりシャワーは一人で浴びたい。
髪の毛もサラサラになったし、私は日本で聞いていた歌を口ずさみながら身体を洗っていた。
「やばっ、急がないと魔力が無駄に無くなっちゃう..」
「私のイメージの魔法!《ドライヤー》」
髪の毛だけではなく、身体全体を暖かい風が水分を飛ばしてくれる魔法!
慣れない火と風の融合魔法だから、シャワーよりも魔力の消費は大きい。
魔力が身体に持っていかれる量が増えるせいか、魔力が残ってる時の方がご飯も美味しい!
なるべく魔力を残さなきゃ
「あっ、クリスティナのライトが消えちゃう」
仕方ない、私のライトを使うか
頭上にライトを作るために手を上げた。
「ライ...」
完全に油断していた...
「動くなよ」
後ろからお腹を抑えられ、首元には剣を当てられていた。
ミオの異世界転移生活〜自由気ままに治癒士を目指します〜 めろろん @kuru-rin
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ミオの異世界転移生活〜自由気ままに治癒士を目指します〜の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
近況ノート
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます