第二十八話 新たな脅威
YOROI〜ヨロイ〜
第二十八話 新たな脅威
⸻
新宿――
依然として、
街はシュラ軍の脅威に晒されていた。
政府機能は既に崩壊寸前。
街は昼夜を問わず閑散とし、
巡回する妖兵の数も増えている。
それは即ち――
シュラ軍側へ堕ちた人間が、
増え続けているという事でもあった。
⸻
そして。
その全ての元凶――
シュラが君臨する、
シュラ城。
そこには、
先の戦いで手傷を負った凛子の姿があった。
凛子
「申し訳ございません……YOROI戦士四人目の覚醒を確認致しました……」
その表情からは、
いつもの余裕が消えている。
怒り。
悔しさ。
焦燥。
様々な感情が入り混じり、
凛子自身でも整理しきれていないようだった。
シュラ
「フハハハ……そう思い詰めずとも良い……お前はよくやっている。」
凛子
「ですが……シュラ様……伝説のYOROI戦士は五人……あと一人では……」
シュラ
「……その一人はもう見つからんのだ……だが、万全は期している……」
その時――
凛子は、
背後に得体の知れない強大な気配を感じ取る。
シュラ
「来たか……」
振り返る凛子。
そこにいたのは――
禍々しいYOROIのような鎧を纏った、
四人の戦士達だった。
凛子
「この者達は……」
シュラ
「そうだ。遂に目覚めたのだ。我がシュラ軍の新たな戦士としてな。」
⸻
ケルベロス
「待たせたなぁ、シュラ様よぉ!暴れさせてくれんだろ?」
クラーケン
「クラーケン、ここに。ケルベロス、少し口を慎め。」
ガルーダ
「ガルーダです。自由が過ぎるのも考えものだな……頭の悪そうな奴め。」
アヌビス
「ウフフ💜愉快な人達。アタシは愉しければそれでいいわ💜アヌビスよ。」
⸻
シュラ
「フハハハ……存分に暴れるがいい。YOROI戦士など、お前達なら訳もなかろう。」
凛子
「‼️ シュラ様!YOROI戦士達はこの凛子が――」
シュラ
「このところの失態を見せておきながら何を言う!!」
凛子
「申し訳ございません……」
凛子は、
静かに跪く。
シュラ
「先ずは傷を癒せ……この四魔将の統率は任せる。」
凛子
「はっ!」
だが――
凛子の表情に、
晴れやかな色は無かった。
⸻
ケルベロス
「まぁ、しばらく休んどけよ。大将さんよぉ。」
クラーケン
「YOROI戦士か……凛子殿の手を煩わす事も無かろう。」
ガルーダ
「フフフ……もうリーダーの出番は無いでしょう。」
アヌビス
「ふーん……ちょっとだけ美人ね……寝室はシュラ様と一緒なのかしらねぇ?キャハハハ💜」
四魔将達は、
それぞれ皮肉混じりに凛子へ言葉を投げかける。
だが――
彼らが、
琉火達にとって新たな脅威となる事だけは確かだった。
凛子
「………」
※本作はAIアシスタントの助言を受けつつ、作者自身の手で執筆しています。(世界観・物語は全て作者オリジナルです)
YOROI〜ヨロイ〜 真翔志(マトシ) @matoshi007
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