第二十四話 眠る大地の牙

第二十四話 眠る大地の牙



帰り道


谷地田工業を後にした有水と風美香。


工場地帯を歩いていると、

向こう側から琉火がやって来る。


琉火

「あれ?」


風美香

「マイペースな登場ね」


琉火

「む?風美香に言われたくない!」


有水

「ほらほら。今日はもう帰るわよ。」


琉火

「そうなの?で、いたの?」


有水

「ええ。でも本人もまだ気付いてないし、話す段階じゃないわ。」


琉火

「そっか……」


すると――


風美香が何かに気付いたように、

通りの先を指差す。


風美香

「あっ、あの店!開いてる!」


琉火

「ウソ!?あの店の――」


琉火・風美香

「パンケーキ💜美味いんだよねー!」


二人は、

まるで子供のようにはしゃぎ始める。


その様子を見ながら、

有水は小さく息を吐き、

腕時計へ目をやる。


有水

「ふーん……少し時間あるし……お茶でもする?」


琉火・風美香

「するする💜ご馳走様です‼️」


有水

「……えっ?」



谷地田工業


その頃――


谷地田工業では、

彩華が一人で作業を続けていた。


すると。


凛子

「精が出ますね。ウフフ………」


彩華が振り返る。


そこには、

凛子と妖兵達の姿があった。


彩華

「……テメーら、いつの間に!」


凛子

「どうです?ここを開け渡す決意は固まりましたか?」


彩華

「るせー!何度来られても変わんねーよ!ここは渡さねー!」


凛子は、

やれやれと言わんばかりに肩を竦める。


凛子

「ふぅ……親子して……あまり頑固なのも考えものですよ……」


背後の妖兵達は、

ゲラゲラと笑っている。


彩華は、

手に持ったナグリを強く握り締める。


彩華

「……」


その視線を見た凛子の表情が、

徐々に冷たいものへ変わっていく。


凛子

「……反抗的な目……気に入りませんね!」



その頃――


琉火達は、

店へ向かいながら騒いでいた。


だが――


琉火・有水・風美香

「‼️‼️」


三人の表情が一変する。


ただならぬ気配。


有水

「この気配……」


風美香

「忘れもしない……」


琉火

「凛子‼️」


三人は顔を見合わせると、

急いで谷地田工業へと駆け出していく――



強大な力


彩華は、

凛子へ向かって飛びかかる。


だが――


相手はシュラ軍。


生身の彩華など、

妖兵達にあっさり取り押さえられてしまう。


彩華

「……畜生……」


凛子

「無駄な努力はしない方が身のためですよ……ウフフフ……」


彩華

「……」


彩華の目から、

涙が零れ落ちる。


目の前の圧倒的な力。


どうにもならない現実。


その悔しさが、

感情となって溢れ出していた。


凛子

「あらあら……観念したようですね。安心してください。我が軍はここを有効活用しようというだけですから」




その時――


琉火

「やめなさい!」


凛子が振り返る。


凛子

「……また、あなた達ですか……邪魔ばかり……」


その瞳が、

更に冷たく鋭く変わっていく。


彩華

「……アイツらは……」


琉火

「行くわよ!」


琉火・有水・風美香

「応えよ!YOROI!!」


激しい光が辺りを包み込む。


そして――


三人は、

YOROI戦士へと変身する。


凛子

「フン……小賢しい……」


凛子は、

静かに苦無を構える。


彩華

「アイツら……一体……?」





※本作はAIアシスタントの助言を受けつつ、作者自身の手で執筆しています。(世界観・物語は全て作者オリジナルです)

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