第二十話 凛子の能力

YOROI〜ヨロイ〜


第二十話 凛子の能力



華苑神宮。


夜。


静かな講堂には、

琉火、有水、風美香、導厳の姿があった。


凛子との戦いから数日。


だが――


あの異様な戦闘は、

誰の頭からも離れてはいなかった。



導厳

「……そやつは、

確かに凛子と名乗ったのじゃな……」



琉火

「だから、

そうだって言ってるでしょ!」



導厳

「…………」



有水

「何か、

気になる事でも?」



導厳

「いや……

何でもない……」



風美香

「でもさ、

毎回毎回アイツが出て来たらキツいよな」



琉火

「…………」



有水

「そういえば……

風美香」



風美香

「何だい?

有水姉」



有水

「(有水姉……?)」


「……あの凛子について、

気付いた事があるって……?」



風美香

「あぁ……

気付いたっていうか、

違和感っていうかね……」



全員の視線が、

風美香へ集まる。



風美香

「アイツ、

何か変なんだ……」


「上手くは言えないけど、

実際戦って、

力もスピードも、

そこまで感じなかった」


「予測してるって感じでもない……」


「本質的な部分で言えば、

多分――」


「琉火や、

有水姉の方が上な気がするんだよ」


「でも、

外から見てるとっていうかさ……」



有水

「つまり……

強さだけでは説明できない何かがあるって事ね」


「とにかく、

凛子が危険な存在ということに変わりはないわ」



風美香

「確かに…」



導厳

「…………」



琉火

「…………」



導厳は、皆の話を聞いている。


ただ、その表情は時折、何かを考えているようにも見えた。


そして琉火もまた――


あの戦いの中で、

漠然としたズレを感じていた。


凛子は、

シュラ軍の刺客。


だが――

琉火の直感だけが、

その”何か”を捉えようとしていた。




※本作はAIアシスタントの助言を受けつつ、作者自身の手で執筆しています。(世界観・物語は全て作者オリジナルです)


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