第十七話 翼は自由と共に

YOROI〜ヨロイ〜


第十七話 翼は自由と共に



ライブハウス「EDEN」。


凛子の登場。


そして、

琉火と有水の戦い。


だが観衆達は、

それすらもライブ演出だと思い込み、

熱狂していた。



ファン

「こりゃ、

WILD EAGLEの新たな一面だぜ!」



ファン達

「フミカ!」

「フミカ!」

「フミカ!」

「フミカ!」



風美香

「アイツら……

まだ……」


「違う!」


「これはパフォーマンスなんかじゃない!!」



だが――


風美香の叫びは、

歓声の中へ虚しく消えていく。


凛子は静かに、

妖兵達へ目配せした。



次の瞬間。


妖兵達は観衆へ向かって、

巨大な網のような物を投げ放つ。



ファン達

「うわっ!?」


「な、何だこれ!?」



観衆達は、

あっという間に拘束されていく。



風美香

「なっ!?」


「や、やめろー!!」



凛子

「自由の代償――」


「その身で、

支払って頂きましょう……」



その瞬間。


風美香の中で、

何かが切れた。



風美香

「自由の代償……?」


「自由は対価じゃない……!」


「人に平等に与えられる権利……!」


「そして――」


「勝ち取るもんだ!!」



その叫びと同時に――


風美香の胸元が、

淡く輝き始める。



琉火

「この感じ!」



有水

「あの子から……!」



火狼

「フッ……

アイツか」



水龍

「気まぐれさは相変わらずだな」



その時――


「EDEN」の周囲に、

暴風のような風が吹き荒れる。


だがその風は、

どこか心地良さも感じさせた。



空。


そこから現れる、

巨大な鷲の影。


その存在は、

瞬く間に風美香の元へ降り立つ。



凛子

「こ、これは……?」


「まさか……!」



風美香

「な、何だ?

鳥ぃ!?」



疾鷲

「よぉ!相棒!」


「自由な空の旅と洒落込もうぜ!」



風美香

「へ?」



疾鷲

「ノリ悪いな?」


「寝てんのか?」


「力、貸してやるよ!」



風美香は、

何かを感じ取ったように、

表情を変える。



風美香

「面白れぇ……」


「乗ってやんよ!」



疾鷲

「そう来なくちゃよ!相棒!!」


「俺は疾鷲(はやわし)!」


「ヨロシクな!」



次の瞬間。


疾鷲は、

巨大な翼で風美香を包み込む。


そして――


風美香の持っていたマイクスタンドが、

鋭い槍へと姿を変えた。



風美香

「応えよ!YOROI!!」



風が吹き荒れる。


鋭く、

激しく、

空間そのものを切り裂くような風。


そして――


風が止む。


そこに立っていたのは──



風のYOROI戦士【ツワモノ】


鷲尾・ロベルト・風美香。




※本作はAIアシスタントの助言を受けつつ、作者自身の手で執筆しています。(世界観・物語は全て作者オリジナルです)

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