第八話 異変!増殖する妖兵
YOROI〜ヨロイ〜
第八話 増殖する妖兵
⸻
華苑神宮
社の中。
導厳は静かに瞑想している。
そこへ、
琉火がやってくる。
⸻
琉火
「導厳さん……
ちょっといい?」
⸻
導厳
「なんじゃ?」
⸻
導厳は、
ゆっくりと目だけを開ける。
⸻
琉火
「うん……
他のYOROI戦士の事だけど」
「私はここにいるだけでいいの?」
⸻
導厳
「ふむ……」
「焦る気持ちは分かるが、
闇雲に探してもどうにもならん……」
⸻
琉火
「……」
⸻
導厳
「YOROI戦士【ツワモノ】は呼び合う」
「今は待つのじゃ」
⸻
その時――
琉火のスマホから、
通知音が鳴る。
⸻
ピコンッ――
⸻
導厳
「なんじゃ?
その騒がしい機械は……」
⸻
琉火
「スマホだよ……」
⸻
導厳
「ワシは嫌いじゃ」
⸻
琉火はスマホを見る。
そこには緊急ニュース。
⸻
【速報】
新宿・野久保病院にて、
妖兵大量発生――
⸻
琉火
「えっ……!?」
⸻
導厳
「野久保病院……
すぐ近くじゃ……」
⸻
琉火
「行ってくる!」
⸻
琉火は勢いよく駆け出していく。
⸻
野久保病院
病院内は騒然としていた。
シュラ軍に襲われた患者達が、
次々と妖兵(あやかしへい)へ変貌。
院内はパニック状態に陥っている。
⸻
院長室
有水は状況を整理できずにいた。
⸻
有水
「なんて事……」
「傷口以外の異常はなかったのに……
こんな事になるなんて……」
⸻
有水が急いで部屋を出ようとした瞬間――
院長・野久保寿明が、
有水の腕を掴む。
⸻
寿明
「待て……」
⸻
有水
「院長……?」
⸻
寿明
「もう彼らは助からない……」
「いや……
むしろ救われたのかもしれない……」
⸻
有水
「院長……
何を……?」
⸻
有水は振り解こうとする。
だが――
⸻
有水
「……っ!?」
「なに……
この力……!」
⸻
寿明
「龍野君……」
「君も我らと共に、
あのお方へお力添えをしないか……?」
⸻
有水
「離して!」
「さっきから何を――!」
⸻
その時――
寿明の身体が、
徐々に異形へと変貌していく。
⸻
有水
「院長……
そんな……」
⸻
寿明
「そんな悲しい顔をするな」
「あのお方は、
私にこんな素晴らしい力を授けてくれたのだ……」
「そして君も……」
⸻
寿明は刀を抜く。
⸻
寿明
「我はこの城を統べる――魔将」
「シュラ様の想いを代行する者なり…」
⸻
病院内の照明が、
不気味に明滅する。
院内に響く、
悲鳴。
そして――
妖兵達の唸り声。
⸻
有水
「……っ!」
⸻
迫り来る妖兵達。
有水は一歩後ずさる。
壁の冷たさが有水を更に追いつめる。
その時――
病院入口付近から、
勢いよく飛び込んで来た者が。
⸻
琉火
「どいて!!」
⸻
病院へ駆け込んできたのは――
琉火だった。
※本作はAIアシスタントの助言を受けつつ、作者自身の手で執筆しています。(世界観・物語は全て作者オリジナルです)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます