第五話 火のYOROI戦士 狼牙 琉火

■YOROI〜ヨロイ〜


第五話 火のYOROI戦士【ツワモノ】狼牙 琉火




琉火

「えっ……!?」


「な、何この格好!?」


「ちょっと恥ずかしいんだけど……!」



突如、

真紅のYOROIを纏った琉火。


妖兵達も、

思わず動きを止める。



妖兵

「な、何だぁ……?」



妖兵

「何が起きた?」



妖兵

「急に様子が変わったぞ……!」



妖兵

「フンッ!」


「所詮コケ脅しだ!」


「行くぞ!!」



妖兵達が、

一斉に琉火へ襲い掛かる。



琉火

「ちょっ……!」


「訳わかんないんだけど!!」



火狼

「お前の思うまま動いてみろ」



琉火

「えっ?」


「あっ!さっきの狼!?」


「どこ!?」



火狼

「お前の中だ」



琉火

「はぁ!?」



火狼

「説明している時間は無いと言ったはずだ」


「私は今、

お前の意識へ直接話しかけている」


「……まあ、そんなところだ」


「目の前の敵に集中しろ」



琉火

「そ、そうだった!!」



琉火が顔を上げる。


既に妖兵達は、

目前まで迫っていた。



妖兵達の脇差しによる斬撃が、

琉火へ襲い掛かる。



琉火

「――見える!!」



次の瞬間。


琉火は地面を蹴って駆け出した。



嘘のように、

身体が軽い。



妖兵達の一斉攻撃を、

紙一重ですり抜ける。


そして――


一気に背後を取った。



琉火

「ちょっと……」


「わかってきたかも……!」



妖兵

「なっ……!?」



妖兵

「急に動きが良くなったぞ!?」



妖兵

「あの鎧か!?」



妖兵

「構うな!」


「向こうは一人だ!!」



その時。


琉火の視線が、

狭い路地へ向く。



琉火

「……あそこだ」



琉火は、

その細い路地へ飛び込む。



妖兵

「フンッ!」


「結局逃げ足だけか?」



妖兵達も、

琉火を追って路地へ入る。



妖兵

「何だぁ?」


「結局袋のネズミじゃねぇか!」



その時――


琉火が、

フッと笑った。



琉火

「これで……」


「一人ずつしか戦えないでしょ?」



狭い路地。


妖兵達は、

縦一列になるしかなかった。



琉火

「もう頭にきた!!」


「覚悟しなさい!!」



琉火は、

一直線に駆け出す。


琉火

「ストライク・レッド‼️」



拳。


蹴り。


炎を纏った猛攻。



妖兵達は、

一人、また一人と吹き飛ばされていく。



妖兵

「ぐぁぁぁッ!!」



妖兵

「ク、クソ……!」


「引くぞ!!」



妖兵達は、

慌ててその場から逃げ去っていく。



静まり返る路地裏。



そこには――


真紅のYOROIを纏った琉火だけが立っていた。



琉火

「ふぅ……」


「とりあえずOK……なのかな?」



???

「見事じゃ」



琉火

「え?」


「今度は誰?」



そこに立っていたのは、

一人の老人。


導厳である。



導厳

「すまん……」


「ワシは、

時任 導厳(ときとう どうげん)」


「詳しい話は後ほどしよう」


「付いて参れ」



琉火

「はぁ……?」




※本作はAIアシスタントの助言を受けつつ、作者自身の手で執筆しています。(世界観・物語は全て作者オリジナルです)

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