このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(405文字)
冒頭、魚が夜空を泳いでいる。摩訶不思議で美しいその光景を思い浮かべてうっとりとする。一組の男女が、望遠鏡でそれを眺めて会話を楽しんでいる。二人は互いに思い合っているらしい。端々の描写でそう伝わってくる。もっぱら、二人のあいだの問題は「指輪」だ。駆け出す二人を魚も空から見守っているかもしれない。
夜空を泳ぐ魚という、とても幻想的な情景への語らいから、指輪を巡る、人間味溢れるやりとへと移り変わっていく二人の会話。全く異質でありながら、その様子がとても自然に描かれています。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(130文字)
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