概要
賢者たちの、愚かな巡礼
淡雪さんの企画への参加作品です。
選んだお題は↓
行列に
興味を持って
並んだら
野次馬達の
集まりだった
選んだお題は↓
行列に
興味を持って
並んだら
野次馬達の
集まりだった
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!その行列は、真理ではなく空虚へ続いていた
「何の行列だろう」と気になってしまう気持ちは、誰にでもあると思います。
けれどこの作品では、その何気ない好奇心が、少しずつ不気味なものへ変わっていきます。
研究室にこもっていた主人公が、気晴らしの途中で見つけた奇妙な行列。
並んでいるのは、ただの通行人ではなく、院生や教員、知の匂いをまとった人々。
だからこそ、そこにはきっと特別なものがあるのだろうと期待してしまう。
この「きっと意味があるはずだ」と思わせる空気の作り方が、とても巧みでした。
面白いのは、主人公が最初から群衆を無邪気に信じる人間ではないところです。
むしろ集団を冷静に見ている側の人間だったはずなのに、目の前の行列と「…続きを読む