あとがき
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
この作品は、恋愛が上手い人の話ではなく、むしろ「上手くいかなかった側」の視点から書いています。
告白してフラれる。いい雰囲気だったのに何もできない。踏み込んだら失敗する。誠実でいようとして、逆に距離を作ってしまう。
どれも特別なことじゃなくて、多くの人が一度は経験することだと思います。
だからこそ、この物語では「どうすれば成功するか」ではなく、「なぜ失敗するのか」を軸にしています。
福宮の言葉は正論に見えるかもしれません。でもあれは、最初から分かっていたことではなく、失敗を積み重ねた結果、たどり着いた一つの考え方です。
そして、それがすべての人に当てはまるとも思っていません。
恋愛に正解はない。
これは作中でも何度も出てくる言葉ですが、結局のところ、本当にその通りだと思っています。
ただ一つ言えるのは、「何もしなければ何も始まらない」ということ。
怖くても、恥ずかしくても、どこかで踏み出さなければ、関係は変わらない。
その“あと一歩”のきっかけに、この物語が少しでもなれば嬉しいです。
最後に。
告白するから付き合えるんじゃない。2人の気持ちが同じだから付き合える。
でも、その「同じ気持ち」に気づくためには、やっぱり誰かが少しだけ踏み出す必要がある。
この作品は、その一歩の話です。
恋愛で何か悩んでいる人が少しでも上手く行くように。
ここまで、本当にありがとうございました。
「告白するからフラれるんだよ」モテないはずの男が語る恋愛論。 @D29 @D29
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