切ない家族の別れや、緊迫したパニックホラー。読者をぐいぐい引き込む圧倒的な筆力……を、すべて台無しにするのが本作の「駄洒落」です。「たぶん、ああ来るんだろうな」と身構えていた期待を裏切らず、最悪のタイミングで「あのセリフ」が炸裂します。おそらく、人を笑わせたいという作者の純粋な思いは成就していませんが、あまりの落差に脳がバグり、変な笑いが漏れてしまうこと必至の怪作(褒め言葉)です!
もっと見る