第13話 戦say!

「突っ込むなんて言っても一応言っておく。アズマ、お前は敵兵を無視して突き進め雑魚処理はほかの奴らに任せろ。それと、ウエスト騎士団の〈最高位騎士(トップ)〉とは戦闘になったとしても戦おうとするな。死ぬぞ。」兵士が進軍し始めたあと、ワルパフさんは俺に伝えた。

「お前のことを頼りにしている。それに新しい勇者がすぐに死ぬのはよくない!」ワルパフさんは笑顔で伝え進軍した。

「お二人さんっ。俺等も行こう。」シオンさんが背中を叩く。

「了解です。」

俺はリンを抱え高台から飛び降りる。

「え?!ちょ、ちょっとぉ?!」高いところが苦手なのかリンは怯える。

「そういやさ、俺等飛行魔法使えるんだった。」

「た、確かにぃ!」俺とリンは飛行魔法を使用し安全に降りた。

至るところで剣のぶつかる音や爆発音が響く。

「これが…戦争…。」俺は完全に驚愕していた。昔から続く無意味な戦いに何の意味があるのか、皆分かっていないだろうに何でそんなに命をかけられる?

「どこも同じ感じかな…。まぁ、やるか…。」俺は敵国へと剣を向ける。

「ゾンネ…ケルン。えっーと、イースト国!避けてー!」速さは調整したから大丈夫。うんきっと…大丈夫だろう…。


「この魔法…。最上位魔法か…?まさかリン様?でも規格外すぎる…。」私は魔法を避けたが敵兵は避けきれず燃え尽くされていく。

その魔法が通ったあとは大地がえぐれ、所々溶けていた。

「何だ?!」突如ものすごいスピードで何が突っ込んでくる。

「久しぶりですね。騎士団長。」突っ込んで来たのは小柄な青年。そいつは…。

「プリムラ・ヘスペロス…!」じゃあ、もしかするとだな…。

「僕の相手…してくれますよね…?」西の勇者は可愛らしい顔で私を見つめてくる。

「すぐに終わらせる…!だがその分満足させてやろう…!」

イースト護衛騎士団団長〈絶対要塞〉ワルパフ・カイゴウVS西の勇者 プリムラ・ヘスペロス


俺は魔法を放った後敵兵をフル無視して、突き進んでいた。今のところは問題なし。ここから何もなければいいが…。

「あ。これ、フラグじゃね?」

「見つけたぞ…。その魔力…さっきの魔法はお前だな…?」は…?巨人か…?その男?は二メートルを優に超えているように感じた。

「グハッ!」俺はその巨人に殴り飛ばされる。

「アズマ!」

「リンッ!駄目だ!こいつはヤバイ…!シオンさんと先っ……。」再び俺は殴り飛ばされる。

「スターリン様行きましょう…。アイツは…〈最高位騎士(トップ)〉…!またの名を…!」



「俺は最高位騎士の称号を授かった……。名を〈静寂(せいじゃく)の巨神(きょしん)〉…。バイバイ・バイ………。」

トップか…!ワルパフさんが言っていた…!

「兵士を殺したのは…!お前だな…?」

〈東の勇者〉東VS最高位騎士(トップ)〈静寂の巨神〉バイバイ・バイ


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