第26話「強硬派の、最高責任者が、現れた件」

悠斗が、来てから、二週間が、経った。


百鬼荘の、生活は、変わった。


朝、悠真が、起きると、悠斗が、すでに、起きていた。


「岬おじさん、おはよう」


「おはようございます」


「お母さん、来週、面会、二回目!」


「よかったですね」


(悠斗くん、すっかり、馴染んでいる)


(最初の、警戒した目が、嘘のような、慣れ方)


(八歳児の、適応力、すごい)


悠斗は、平日は、神代が、手配してくれた、近くの、小学校に、通っていた。


半妖、という、特殊な事情を、考慮した、特別なクラス。神代が、陰陽庁の制度を、利用して、用意してくれた。


「学校、楽しい?」


「うん。みんな、優しい」


(みんな、優しい)


(八歳児が、そう感じられる、環境を、神代さんが、作ってくれた)


(神代さん、最近、本当に、頼りになる)


悠斗は、毎週、休日に、母親の、田中智子と、面会していた。


最初は、神代の、立ち会い。最近は、二人だけで、会えるように、なった。


田中は、保護観察、という、形で、自由を、回復しつつあった。来月には、悠斗を、引き取れる、可能性も、出てきている。


(家族が、再会できる、日も、近い)


(よかった)


---


澪との、関係も、進んでいた。


月二回の、外出。約束は、ちゃんと、守られていた。


先週は、上野公園に、行った。


桜が、咲き始めていた。


澪が、桜を、見上げて、「……きれい」と言った。


悠真が、写真を、撮った。


澪が、悠真の、手を、ずっと、握っていた。


帰り道、悠真が、また、頭を、撫でた。


澪が、固まった。


でも、今度は、即、固まらなくなった。


「……慣れてきた?」


「……まだ、慣れない」


「じゃあ、固まる方が、自然?」


「……うん」


(雪女、撫でられることに、まだ、慣れない)


(でも、嬉しそう)


(俺も、楽しみ)


紅とも、出かけた。


紅とは、新宿の、賑やかな場所に、行った。


澪と、対照的な、デート。


紅が、有名な、フランス料理の店を、予約していた。


「悠真くん、私、こういう場所、好き」


「分かります」


「澪と、行く場所と、違うでしょ」


「違いますね」


「比較された?」


「比較じゃ、なくて、それぞれの、良さがある、と思います」


紅が、ふっと、笑った。


「いい、答え」


「すみません」


「ふふ」


紅は、料理を、楽しんで、ワインを、飲んで、悠真と、いろんな話を、した。


「悠真くん、九尾の、伝承、知ってる?」


「玉藻前、ですか」


「正解。私、玉藻前の、子孫」


「……マジですか」


「マジ」


(玉藻前の、子孫と、フランス料理を、食べてる)


(普通じゃ、ない)


(でも、楽しい)


紅も、帰り道、悠真の、隣に、寄り添った。


「悠真くん」


「はい」


「私、待つの、得意になってきた」


「……」


「あなたを、見てたら、待つことも、悪くないと、思えるようになった」


「……」


「だから、まだ、答え、急がなくていいわよ」


「……ありがとうございます」


(紅さん、本当に、変わった)


(最初の、確信犯の紅さんから、今の、紅さんへ)


(俺も、変わったんだろうな)


---


ましろとは、家の中で、たくさん、話した。


悠斗が、来てから、ましろが、お姉ちゃん役を、やっていた。


「悠斗くん、宿題、終わった?」


「うん!」


「えらい!」


(ましろさん、座敷童として、悠斗くんの、面倒を、見ている)


(ましろさんの、新しい一面)


(俺、ましろさんの、こういう面、好きだ)


夜、ましろが、悠真の部屋に、来た。


いつもの体当たり。


「おにいさん!」


「ましろさん」


「ましろ、最近、独占欲、出してないでしょ?」


「出してないですね」


「えらい?」


「えらいです」


「えへへ」


(ましろさん、自分で、独占欲を、コントロールしてる)


(19話の、危機を、乗り越えてから、安定してる)


「ましろさん」


「うん」


「悠斗くんと、仲良くしてくれて、ありがとうございます」


「うん!」


「俺の、代わりに、面倒を、見てくれてる」


「ましろも、楽しい」


「ですよね」


「うん!」


(ましろさん、悠斗くんとの、関係が、いい刺激になっている)


(座敷童、子どもと、相性、いい)


---


白音とは、縁側で、毎日のように、話した。


白音が、湯呑みを、持って、楽しそうに、悠真に、いろんな話を、聞いてくれた。


「悠真くん、最近、人間として、レベル上がってる」


「レベル、ですか」


「うん。住人の、世話、できるようになって、子どもの世話、できるようになって、戦略的にも、動けるようになって」


「……白音さんに、教わったからです」


「教えてないって、何度言えばいいの」


「ヒントを、くれました」


白音が、ふっと、笑った。


「悠真くん」


「はい」


「私、改めて、聞いてもいい?」


「どうぞ」


「私のこと、選択肢に、入ってる?」


(来た)


(白音さんから、また、来た)


(前回、冗談半分、本気半分、と言っていた)


「……入っています」


「……いつから?」


「……正直に、言うと、悠斗くんの件で、白音さんの、教育者としての、姿を、見て、改めて、入りました」


白音が、しばらく、悠真を、見ていた。


「……あなた、ずるい」


「ずるいですか」


「ずるい」


「すみません」


「謝らないで」


「……はい」


白音が、湯呑みを、置いた。


「……でもね、私、傍観者の、立場、楽しみたいの」


「傍観者?」


「うん。あなたが、誰を、選ぶか、見守るのが、楽しい」


「……それで、いいんですか」


「いい」


(白音さん、選ばれない、ことを、選んでいる)


(自分から、引いている)


(百年生きた、白蛇の、賢さ)


「……白音さん、本当は、どう思ってますか」


「私は、私で、好き、よ」


「……」


「でも、私が、選ばれることで、紅や、澪の、半年の、努力が、無駄になる、のは、違う」


「……」


「だから、傍観者で、いる」


(白音さん、優しい)


(百年生きた、白蛇の、優しさ)


(俺、白音さんの、こういう、ところ、好きだ)


(思って、しまった)


(口には、出さない)


---


みつきとも、たくさん、話した。


みつきは、覗きを、自粛し続けていた。


「悠真くん、あたし、首伸ばすの、本当に、止めたの」


「すごいですね」


「あたしの、新しい人生」


「ですね」


みつきは、料理を、覚え始めていた。


紅に、教わって、料理を、覚えていた。


「あたし、紅さんに、料理、習ってる」


「いい変化です」


「悠真くんに、いつか、ご飯、作りたい」


「楽しみにしています」


「悠真くん」


「はい」


「あたし、半年で、引く、って、言ったの、覚えてる?」


「覚えてます」


「……あれ、撤回」


「え?」


「あたしも、待つ」


「……」


「みんなが、待ってるから、あたしだけ、引く、っていうのは、ずるい」


(みつきさん、撤回した)


(白音さんと、似たような、判断)


(百鬼荘の、女性陣、結束、感じる)


「みつきさん」


「うん」


「ありがとうございます」


「お礼、いらない」


(みんな、これ、言うんだよな)


(百鬼荘の、女性陣、お礼、嫌い)


---


そして、半年の、約束の、ちょうど、半分が、過ぎた。


三ヶ月。


悠真は、自分の、気持ちを、整理しようと、していた。


(澪さん、紅さん、ましろさん、白音さん、みつきさん)


(五人)


(俺、誰を、選ぶ?)


(一番、長く、考えた)


(一番、ドキドキする)


(一番、自然に、一緒にいられる)


(一番、未来を、考えられる)


(基準を、いくつ、考えても、ぴったりに、当てはまる、人が、いない)


(みんな、それぞれ、違う、理由で、好き)


(白音さんが、言っていた)


("傷つけることを、引き受ける覚悟")


(俺、まだ、その覚悟、できていない)


(半年の、もう半分で、できるか)


(できるしか、ない)


---


そんな、平和な、日々が、続いていた、ある日。


月曜日の、朝。


玄関の、チャイムが、鳴った。


悠真が、出ると、神代が、立っていた。


いつもの、黒スーツ。


でも、表情が、いつもと、違った。


(緊張している)


(神代さん、私服で、来るときは、楽しそう)


(黒スーツのときは、業務)


(でも、今日の、緊張は、業務以上)


「神代さん」


「岬さん、すみません、突然」


「何が、ありましたか」


「……お伝えしないと、いけないことが」


「どうぞ」


神代が、リビングに、入ってきた。


紅と、白音が、すぐに、降りてきた。


空気を、感じ取ったらしい。


神代が、湯呑みを、両手で、持った。


「……強硬派の、最高責任者が、動き出しました」


(来た)


(つかの間の、平和、終わり)


「具体的には」


「……名前を、お伝えします」


(名前)


「……朱雀、政親(すざく まさちか)」


(朱雀)


(聞いたことが、ない)


紅が、ぴくっと、反応した。


「……朱雀?」


「ご存じですか」


「知ってる、というか、家系の、名前」


「家系?」


「朱雀家。古来、日本の、政治の、影で、動いてきた、名門」


「……」


「朱雀家は、長い間、妖怪を、敵視してきた」


(家系単位で、妖怪を、敵視)


(重い)


神代が、頷いた。


「朱雀家は、現代の、陰陽庁の、強硬派の、中心です」


「最高責任者、その家の、当主、ですか」


「はい」


「歳は」


「五十代、後半」


「……」


「彼が、直接、動き出した、ということは、強硬派の、最終手段が、来る、ということです」


「最終手段、というのは」


「彼自身が、強硬派の、エージェントを、率いて、攻撃を、仕掛けてくる」


(…………)


(攻撃)


(直接的な、攻撃)


「神代さん、対応は」


「……難しい」


「難しい?」


「朱雀政親は、陰陽庁の中で、最強の、エージェントの、一人。私一人では、勝てない」


「……」


「彼が、本気で、来た場合、私たちが、敗北する、可能性が、高い」


(…………)


(神代さん、敗北を、認めた)


(つまり、本当に、ヤバい敵)


紅が、湯呑みを、置いた。


「……いつ、来るの」


「……一週間以内」


「……早い」


「準備が、整い次第、来ます。私が、把握している情報では、すでに、陰陽庁の、最強チームを、編成中」


「……」


「岬さん」


「はい」


「……今度こそ、本当の、戦いです」


「……」


「百鬼荘を、解体する、覚悟で、来ます」


(百鬼荘の、解体)


(住人を、全員、確保、または、消滅)


(俺は、退去)


(最悪の、シナリオ)


---


神代が、帰った後、緊急会議が、開かれた。


全員が、リビングに、集まった。


悠真が、状況を、共有した。


しんとした。


紅が、最初に、口を、開いた。


「……朱雀家、ね」


「ご存じですか」


「百年前、私を、追っていた家系の、一つ」


(…………)


(紅さんと、朱雀家、過去の、因縁)


「過去に、戦ったことが」


「……ある。でも、勝てなかった。逃げた」


「逃げた?」


「朱雀家、強い。私一人では、勝てない」


(紅さんが、勝てない、と認めている)


(紅さん、九尾。普通の妖怪より、ずっと、強い)


(その紅さんが、勝てない)


(本当に、ヤバい)


白音が、口を、開いた。


「……私も、過去に、朱雀家から、逃げた、ことがある」


「白音さんも?」


「私の、社が、壊された、原因の、一つ」


(白音さんも、被害者)


(朱雀家、長い間、妖怪を、追っている)


澪も、口を、開いた。


「……雪女の、集落も、朱雀家に、追われた、ことがある」


「……」


(みんな、朱雀家に、被害を、受けている)


(強硬派の、中心、というだけじゃ、なくて、長年、妖怪を、追ってきた、家系)


ましろが、しばらく、考えていた。


「……ましろは、知らない」


「ですよね」


「でも、紅さんと、白音さんと、澪さんが、警戒してる、なら、ヤバい」


「ヤバいですね」


みつきが、首を、傾けた。


「あたしも、知らないけど、聞いたこと、ある。陰陽庁の、影の、ボス」


「……」


管理人が、扇子を、開いた。


「……朱雀政親、か」


「ご存じですか」


「知っとる」


「……どのくらい、強いですか」


「俺と、互角、に近い」


(…………)


(管理人さんと、互角)


(管理人さんが、相当、強い、ということは、知っていた)


(その管理人さんと、互角の、敵)


(本当に、ヤバい)


「管理人さん、勝てますか」


「……正面からは、難しい」


「正面以外の、方法は」


「考える」


(管理人さんが、考える、と、言った)


(管理人さんが、本気で、戦略を、考える)


(百鬼荘、本当の、危機)


---


夜、悠真は、部屋で、考えていた。


(俺、何が、できる)


(戦闘力、ない)


(アンカーとして、家の中心に、いる、しか、できない)


(でも、それで、十分、なのか)


(神代さんは、敗北の、可能性、高い、と言った)


(紅さん、白音さんも、勝てない、と言った)


(管理人さんも、正面からは、難しい、と言った)


(じゃあ、勝つ、方法は、何)


悠真が、ノートPCを、開いた。


(情報を、整理しよう)


(エンジニアの、習性で)


(敵の情報を、集めて、対策を、立てる)


悠真が、メモを、書いた。


*【朱雀政親 情報】*


*1. 陰陽庁、強硬派の、最高責任者*


*2. 陰陽庁の、最強エージェントの、一人*


*3. 朱雀家の、当主。古来、妖怪を、追ってきた家系*


*4. 紅、白音、澪が、過去に、被害を、受けている*


*5. 管理人と、互角、に近い、強さ*


*6. 一週間以内に、攻撃を、仕掛けてくる*


(情報、足りない)


(敵を、知らない)


(情報を、得る、必要がある)


悠真が、神代に、電話した。


「神代さん、朱雀政親の、もっと、詳しい情報、もらえますか」


「……どこまで、ですか」


「弱点」


「……弱点、ですか」


「ええ。彼にも、弱点が、あるはず」


神代が、しばらく、沈黙した。


「……岬さん」


「はい」


「あなた、戦う気ですか」


「……」


「あなたは、戦闘力が、ないですよ」


「分かってます」


「では、なぜ」


「戦闘以外の、戦い方が、あると、思っています」


「……」


「神代さん、教えてください。彼の、弱点」


神代が、しばらく、考えた。


「……分かりました。明日、私が、ここに、来て、お話しします」


「ありがとうございます」


「……期待しないでください。彼に、明確な弱点は、ない」


「分かってます」


(神代さん、明日、来てくれる)


(情報を、もらおう)


(それから、戦略を、立てる)


(フリーランスエンジニアの、戦い方)


(情報、分析、戦略、実行)


(コードと、同じ)


(バグを、見つけて、直す)


---


深夜、紅が、部屋に、来た。


「悠真くん、まだ、起きてた?」


「はい」


「考えてる?」


「……はい」


紅が、椅子に、座った。


「悠真くん、私、一つ、お願いが、ある」


「何ですか」


「朱雀政親が、来たとき、あなた、表に、出ないで」


「……」


「家の、中で、安全な場所に、いて」


「でも——」


「お願い」


紅の、声が、いつもより、真剣だった。


「あなたが、傷ついたら、私たち、戦う気力が、なくなる」


「……」


「家の、中心で、待ってて。私たちが、守るから」


「……はい」


紅が、しばらく、悠真を、見ていた。


「……悠真くん」


「はい」


「もし、私が、戦いで、命を、落としても、あなたが、生きている、限り、私の、選択は、間違いじゃ、ない、と、思える」


(…………)


(紅さん、命を、落とす、可能性を、口にした)


「……紅さん、命を、落とすこと、考えないでください」


「……でも、覚悟は、しておく」


「……」


「百年、生きてきたから、もう、十分、生きた、と、思ってる」


「……」


「でも、あなたに、出会えて、よかった」


(紅さん、何を、言うんだ)


(最後の、別れの、ような、ことを、言うな)


「紅さん、戦いで、絶対に、死なないでください」


「……約束、できない」


「約束、してください」


紅が、しばらく、悠真を、見ていた。


「……分かった。約束する」


「ありがとうございます」


紅が、立ち上がった。


「悠真くん」


「はい」


「……愛してる」


(…………)


「え?」


「……ふふ、冗談」


紅が、ふっと、笑った。


でも、その笑顔は、いつもと、違った。


(紅さん、本気で、言った)


(冗談、と、言いながら、本気)


(愛してる、と、伝えてきた)


紅が、出ていった。


(紅さん、戦いの前に、本当の気持ちを、伝えに、来た)


(万が一、戦いで、戻ってこられない、可能性を、考えて)


(俺、答えを、出さないと、いけない)


(半年経つ前に、答えを、出さないと、いけない、かもしれない)


(焦り)


(焦るな)


(焦って、答えを、出すのは、違う)


(でも、紅さんに、何か、応える、必要がある)


---


深夜、廊下に、冷気が、来た。


澪だ。


「……澪さん」


「……うん」


「今日のログ、いきますか」


「……不安、覚悟、決意、好き」


「決意?」


「……戦うこと」


「……」


「悠真を、守るために、戦う」


「……澪さんは、家の中で、待っていてください」


「……それは、無理」


「……」


「私も、戦う」


(澪さんも、戦う気だ)


(雪女として)


「……澪さん、危険指定されてます。戦いで、また、何か起こしたら——」


「……それでも、戦う」


「……」


「あなたを、守るためなら、危険指定でも、いい」


(…………)


(澪さん、危険指定の、再発、覚悟で、戦う、と言ってる)


「……澪さん」


「……うん」


「無理は、しないでください」


「……無理、する」


「……」


「あなたを、守るためなら」


(澪さんも、紅さんと、同じく、命を、賭けようとしている)


(俺、何が、できる)


(守られているだけじゃ、ダメ)


「澪さん」


「……うん」


「俺、戦闘では、戦えませんが、別の方法で、戦います」


「……別の方法?」


「情報、分析、戦略。エンジニアの、戦い方」


「……」


「だから、澪さんが、無理しないで、済むように、戦略を、立てます」


澪が、しばらく、沈黙した。


「……うん」


「期待してください」


「……うん。期待する」


「……おやすみ」


「……おやすみ」


足音が、遠ざかった。


(明日、神代さんから、情報を、得る)


(それから、戦略を、立てる)


(俺たちの、家を、守る)


(住人を、守る)


(百鬼荘を、守る)


---


岬悠真、百鬼荘生活、二十六日目。


悠斗が、馴染んでいる。三ヶ月が、過ぎた。神代から、強硬派の、最高責任者、朱雀政親の、攻撃が、近い、と、警告された。紅、白音、澪が、過去に、被害を受けている家系。管理人と、互角に近い、強さ。紅が、命を、落とす可能性を、口にした。澪が、戦う、と決意した。


それ以外は——


つかの間の、平和、終わり。


本当の、戦いが、始まる。


---


*【第27話「フリーランスのエンジニアの、戦い方の件」に続く】*

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る