俗世では内医院に勤務してた朴医員は、気がつくと冥土にいた。閻魔大王の裁きを受けている最中、彼は意外な人物と顔を合わせる……。あの世が舞台のためか、不思議と浮遊感をただよわせる物語に感じた。まるでおとぎ話を読んだような気分になった。メッセージが書かれる「柏の葉」という小道具がよい。土地性・歴史性を感じさせるアイテムとして効果を発揮している。朝鮮王朝の死生観を忍ばせる一作でした。
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