概要
朝、布団から出たくない!?その原因、あなたじゃありません!
日常の「あるあるな不調」は妖精の仕業かもしせません。
朝、布団から出られない。
気づけばスマホで時間が溶けている。
SNSを見るたび、なぜか落ち込む。
——それ、あなたのせいじゃありません。
ちょっとダメな社会人と、少しズレた妖精研究家が、その正体と対処法をゆるく解説していく連作短編。
読めば少しだけ、気が楽になるかもしれませんよ。
朝、布団から出られない。
気づけばスマホで時間が溶けている。
SNSを見るたび、なぜか落ち込む。
——それ、あなたのせいじゃありません。
ちょっとダメな社会人と、少しズレた妖精研究家が、その正体と対処法をゆるく解説していく連作短編。
読めば少しだけ、気が楽になるかもしれませんよ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!布団から出られないのは、意志の弱さじゃなかった
朝、アラームは聞こえている。時間も分かっている。なのに動けない。「あと5分」と思った瞬間、なぜか布団が最高になる。
そんな経験を、笑って済ませてきた方に読んでいただきたい一作です。
この作品の発想の勝利は、「あなたのせいじゃない、妖精のせいだ」という切り口を、ギャグとして成立させながら、どこかちゃんと救いにしているところだと思います。主人公と内神安子さんのテンポのいい掛け合いが軽さを担保しているから、説教に聞こえない。なのに刺さる。
クスッと笑いながら読んでいたはずが、気づいたら「自分もそういえば……」と思わされている。その引き込み方が上手いです。
一行一行が短くて小気味よく、漫才を読んでい…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「自分を責めなくていい──その不調には、ちゃんと名前がある」
朝、布団から出られない。スマホを見ていたら気づけば45分。SNSを見るたびなんとなく落ち込む。
そんな「あるある」な日常の不調を、「妖精の仕業」というファンタジーな切り口で解説していくという発想が、まず秀逸だ。
読み始めてすぐに気づく。これはただのほっこり話ではない。「あなたのせいじゃない」というメッセージが、説教臭さゼロで、するりと心に入ってくる構造になっている。ちょっとダメな社会人キャラと、ちょっとズレた妖精研究家というコンビが、そのゆるさをうまく担保しているからだ。
短い話数の中に、現代人が抱えがちな自己嫌悪への処方箋がそっと忍ばせてある。重くなく、でも確かに刺さる。そのバランスが心地…続きを読む