概要
夏の夜の電波がつなぐのは、過去の恋か、それとも未来の一歩か。
渋滞の車内で聴いていたラジオから、忘れられない名前が流れてきた――「蜂つきわたあめ」。
夏祭りと花火の思い出が、電波を通してよみがえる。
過去と今が交錯する、切なくて甘いショートストーリー。
夏祭りと花火の思い出が、電波を通してよみがえる。
過去と今が交錯する、切なくて甘いショートストーリー。
読んでくださるだけで十分嬉しいです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!~ 電波がつないだ、忘れられない夜 ~
渋滞の車内、ラジオから流れてきた一つのお便り——「ペンネーム・サラの蜂つきわたあめ」。それだけで主人公の心臓が跳ねる。その反応だけで、読者にはすべてが伝わる。
このショートショートの上手さは、「説明しないこと」だ。なぜ別れたのか、今どんな関係なのか、一切語られない。ただ渋滞の赤いテールランプ、花火の光、焦げた焼きそばの匂い、震える手——五感の描写だけで過去の重さが積み上がっていく。
ラジオのお便りの内容が、そのまま主人公自身の記憶と重なっていく構造も綺麗だ。「はぐれた焦り」「最後の大玉を肩を並べて見上げた」——彼女のペンネームに込められた「蜂つきわたあめ」という不思議な甘さと刺さる痛みが、タ…続きを読む