ひかりのゆらぎ
みぃ
みちる
やわらかな風に吹かれて
木漏れ日がダンスする
きらきらと光の粒が
まぶたにそっと降りてくる
小鳥たちのささやきが
やさしいメロディを奏でる
からだの力が抜けていく
心もふわりと軽くなる
ほら
ここちよいゆらぎに抱かれて
ひかりにたゆたう
揺蕩う午後の木漏れ日
光の粒が 静かに踊る
葉の隙間をすり抜け
やわらかな絨毯を描き出す
風が そっと囁くと
樹々は柔らかな歌を口ずさみ
その調べに合わせるように
影が ゆっくりと形を変える
微睡みの中で
記憶の扉がそっと開かれる
遠い日の笑い声
忘れていた温かい景色
すべては
この一瞬の輝きの中に溶け込み
時間さえも止まったようだ
ただ
木漏れ日の中に身をゆだね
この静かな美しさを
五感で味わう
それは
心を満たす
優しく 儚い夢のようだ
ひかりのゆらぎ みぃ @miwa-masa
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