「深夜の牛丼屋。 ワンオペで任され、謎の体育会系集団20名の襲撃に遭い、泣きながら飯を炊き、牛丼を盛り付ける。 そんな暮らし、もうまっぴらだ。」と、ある夜、主人公は愛車(軽トラ)に乗って、脱出するどこへ――……?そうして、ある若者の旅は始まったゆく先々で出会い、別れる人々との人情、任侠、ほろ苦い青春の……、な、わけはない(ヾノ・∀・`)ナイナイなぜならば、これは、宮本賢治さまのSFだからだ!田舎道を疾走する彼がいかにSFしちゃうのか!?それは、見てのお楽しみ🌠しばし日常を離脱して、軽トラでGO🛻
努力 未来 A BEAUTIFUL STAR...巧みな筆さばきによって、みるみるうちに連れてかれます。先へ。さらにその背中を押してくるのは、軽トラのラジオから流れているこの歌。加速度とともに増すドキドキ、はらはら。『ゆるいSF』とのことですが、主人公の行動力はゆるくないです!ドキドキとはらはらと、そしてわくわく。アトラクションひとつ乗ったみたいな爽快感を体験しましょう!
ゆるSFコン参加作品。エアコンなしの軽トラが夜の国道、辺鄙な道を走っている。運転するのは宇宙人。何故宇宙人が軽トラを運転しているかという事は読んでいただくとして、彼は元の星に帰るチャンスを伺っている。軽トラは実は小型宇宙艇に姿を変えるのだ。故郷で待つ彼女に再び会えることを願って、彼は一瞬のチャンスに賭ける。何で軽トラ?そりゃあもう、日本が世界に誇るリーズナブルで頑丈で便利なクルマだもの!ここでスーパーカーを使わずに軽トラを選ぶところが宮本さんのセンスだなぁ。米津玄師のテンポの良い曲に乗せて、独特でリズミカルな文章をお楽しみくださいませ。
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