概要
消えゆく音色の祈りは、静かな余韻となって生き続ける
骨董市で古びたオルゴールを手にした出版社勤務の蔵田空良。旋律「白百合の祈り」を奏でるたび、彼は他人の記憶を追体験する。戦後の母子、病床の少女、結婚式の新婦――音色は人々の祈りを宿し、歴史を刻んできた。やがて旋律の源が亡き母の面影であると知ったが、オルゴールは沈黙する。だが空良は、消えゆく音に込められた願いを胸に、未来へ歩みを進めていく。
◾️五感シリーズ、その弐です。聴覚に焦点を当ててお届けします
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