第3話:骨
■商品タイトル
古い骨(詳細不明)
■価格
¥6,000
■商品説明
古い木箱に入っていた骨の一部です。
動物か人間かは分かりません。
長さは約15センチほどで、表面が茶色く変色しています。
実家の納屋を片付けていたところ出てきました。
興味のある方、よろしくお願いします。
※苦手な方はご遠慮ください。
■質問欄
夜光虫
「これは動物の骨ですか?」
怪談堂(出品者)
「すみません、素人のため詳しくは分かりません。獣医や専門家に見せたこともありません。」
------------------------------------------------
miho.k
「骨に何か模様のようなものが見えますが、文字ですか?」
怪談堂(出品者)
「写真の通り、削った跡のような線があります。意味は不明です。」
------------------------------------------------
黒猫のしっぽ
「人形と布に続いてこれですか…。やっぱり何かの儀式に使うものですよね?」
怪談堂(出品者)
「そうです。揃えようとする人が現れるのを待っています。」
------------------------------------------------
kenbo
「揃えると何が起きるんですか?」
怪談堂(出品者)
「そのときは、あなたにもわかります。言葉にする必要はありません。」
■落札者レビュー(購入者:kenbo)
評価:★★★★★
「大変迅速なお取引ありがとうございました。梱包もしっかりしており、破損なく届きました。
商品は説明通りの『骨』でしたが、実際に手に取ると独特の匂いがして、ただの動物の骨とは思えませんでした。
気になったのは、箱の中に『小さな紙片』が同封されていたことです。そこには墨で乱雑に線が描かれており、まるで儀式の図のように見えました。
商品説明には記載されていなかったため、不信感があります。
不要なものは同梱しないでいただきたいです。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます