第4話 リウマチとスマホ入力
□リウマチとスマホ入力
最後の三年は
LINEでMと繋がってから、やり取りはしていたんだけどね。
Mはリウマチで指が痛くて、スマホの入力がつらいって言ってたから、遠慮しているところがあったんだ。
(いつも一生懸命に長文で素敵な寄り添うようなメッセージを送ってきてくれて。
とってもとってもうれしかったんだよ。)
でも、LINEは音声入力もあるし、音声メッセージをそのまま送ることもできる。
電話で話すことだってできるし、交流の手段はいろいろあるんだよね。
ただ、この二人は交流が下手くそで、遠慮したり、本質と違うところで行き違ったりしてしまう。
そういうすれ違いが続いた30年間だったんだよね。
結局、最後の2年はMは長い事入院していて、遠慮してまた連絡とらなくなった。
(そして、最後病院のICUの中にMの御家族が私たち高校の仲良しグループのライングループの音声メッセージを流すと意識がないのに手が動いたり、何か話そうとするからということで、3日間、ラインに音声メッセージを何度も入力したんだよね。何もしないと落ち着かなくて、私は、不治の病を治すというフランスのルルドの泉の映像24時間生配信にずっと祈っていた。)
でも、結局
Mは亡くなってしまった。
亡くなる前の年に、Mが「めるみたいな人は他にいない。素晴らしい人だ」と言ってくれたのが嬉しくて、今でも忘れられない。一生忘れない言葉だよ。
でもその後、Mとはお別れになってしまった。
「死は二人を分かつのか」という話をしたいけれど、次にそれをもう少し考えてみようと思う。
ちょっとまとめてみようね。
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