第3話 Cちゃん
□Cちゃん
結局ね、Cちゃんもね、30年間会ってなかったんだけど、
「会う?」みたいに言って、
「めるみたいな人のことを思って探したけれど、やっぱりこんなピュアな人はいなかった。会いたいよ。」って言って会いに来てくれているんだよね。
ここ2年、続けて会いに来てくれているんだ。
(Cちゃんは中学1年生の時のテニスのダブルスのペアだった。現在片道5時間かけて泊まりできてくれる)
やっぱり私、田舎に引っ越してしまったでしょ?
みんなにとっては「置いていかれた」って感じなんだよね。家族を置いてきた、実家から離れたかった、っていうことなんだけど、
なんで実家から離れたかったかをちゃんと説明していなかったんだよね、みんなに。
でも、Mはわかってくれていた。
Mが言ってくれたんだよね、「実家に残らずに、自分で道を選んだんだね。うちからお嫁にゆきなねって、キッチン道具分けてあげる」って。
私と実家の関係があまりよくないことも、Mは知っていた。
だから、私が関東の地元を離れて出て行ったときに、結果的に置いていかれたのはMやCちゃんだったんだよね。
でも、人生って三人三様でいろいろあるよね。
また次の章に続けて書くね。
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