概要
ドS刑事と取調室で話して殺人容疑を晴らすまでの30分間
三浦 篤司(みうら あつし)
ドS刑事。捜査三課の窃盗担当。自分以外は全部バカ認定でわがまま放題だが、主人公にとっては救世主。35歳。
榊原 遼(さかきばら りょう)
車上荒らしだが殺人事件に遭遇した可哀そうな泥棒。通称ジャック・ザ・リョッパー(自称ではない)。32歳。
全6エピソード(約12000字)
車上荒らし常習犯の榊原は、殺人事件に巻き込まれ、「強盗殺人犯」として捕まってしまう。そんな絶体絶命の状況で取調室に現れたのは、傍若無人の“ドS刑事”三浦だった。榊原が冤罪だと確信している三浦はいう。「30分だけ窓を開けてやる。その機会にお前の知っていることを話せ」
榊原の冤罪は晴らせるのか――?
ドS刑事。捜査三課の窃盗担当。自分以外は全部バカ認定でわがまま放題だが、主人公にとっては救世主。35歳。
榊原 遼(さかきばら りょう)
車上荒らしだが殺人事件に遭遇した可哀そうな泥棒。通称ジャック・ザ・リョッパー(自称ではない)。32歳。
全6エピソード(約12000字)
車上荒らし常習犯の榊原は、殺人事件に巻き込まれ、「強盗殺人犯」として捕まってしまう。そんな絶体絶命の状況で取調室に現れたのは、傍若無人の“ドS刑事”三浦だった。榊原が冤罪だと確信している三浦はいう。「30分だけ窓を開けてやる。その機会にお前の知っていることを話せ」
榊原の冤罪は晴らせるのか――?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!Nice
この物語は、単なる殺人ミステリーではなく、誤解や冤罪、そして人間の曖昧な善悪を描いた作品である。
主人公の榊原は決して善人ではなく、車上荒らしをする犯罪者である。しかし、彼は殺人犯ではなく、その観察力によって事件の真相に間接的に関わることになる。このような「完全な善でも悪でもない」主人公の設定が、物語に独特のリアリティを与えている。
また、三浦とのやり取りは非常に印象的で、皮肉やユーモアが交じり合いながらも緊張感が保たれている点が魅力的である。二人の関係は対立しながらもどこか相互依存的であり、物語に深みを与えている。
犯人が被害者の弟であったという展開も論理的で分かりやすく、ミステリー…続きを読む - ★★★ Excellent!!!取調室の会話劇をそのまま推進力に変えた、軽妙な冤罪解きミステリ
車上荒らしの常習犯・榊原遼は、ある夜、狙っていた車に侵入したところ、後部座席で頭から血を流して死んでいる男を発見してしまう。だが、前科と不審な立場のせいで、榊原はそのまま強盗殺人の容疑者として取り調べを受けることになる。取調室では、誰も彼の話を信じず、榊原もまた「どうせ何を言っても無駄だ」と半ば諦めていた。
いちばんの長所は、事件の真相そのものよりも、榊原と三浦の会話の噛み合い方・噛み合わなさが物語の駆動力になっている点です。三浦は口が悪く、尊大で、自分本位で、まさにタイトル通りの“ドS刑事”なのですが、単なる暴言キャラでは終わらない。榊原の人格を肯定はしない一方で、「殺人犯ではない」と論…続きを読む