夢の咄

このせかいにいたわたしは本当に現実だったのか。
はたまた別の世界の私が現実だったのか…

もしかしたら、ずーっと長い夢を見ているのかもしれない

あの時喜びに満ちた瞬間も
あの時怒られてちょっぴり嫌だったのも
あの時哀しくて切なかったのも
あの時楽しかった思い出も

全部全部夢だったのかもしれない

でもそれでもいいじゃないか
夢のせかいでも現実の世界でも
今この時の一瞬一瞬を噛み締めて生きてゆけたなら

わたしはそう思うんです

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