面白いのに離脱してしまう理由を考える
こんにちは、スミヨシです。
各所でコロナやインフルが猛威を奮っておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?こちらは最終防衛ラインを死守していますが、頭痛が酷く、ほんのり喉も痛くなってきております。
ということで更新します。逆に!
寝込む前に書く!
今回は「面白いのに離脱してしまう理由を考える」です。以前からちょくちょくあったのですが、最近またこの現象が起きたので、自分がそうなる理由を一度言語化しておこうと考えました。
今月、以下の三作品を読み始めました。
■毒を喰らわば皿まで:Xで話題になっていた、BL×異世界転生×ダークファンタジー。
■どくだみの咲く頃:『このマンガがすごい!』男性部門第3位にランクインした話題作。
■ガチアクタ:知人に「面白い」とおすすめされた王道バトル漫画。
いずれも非常にクオリティが高く、大変面白かったのですがこの中で夢中で読み、さらに続きを心待ちをしているのは
「どくだみの咲く頃」のみとなりました。
どくだみの咲く頃はもう、想定以上にハマってしまいまして、ここ数年の中で一番のガマカツフックをくらっているところです。
残りの二作品は離脱をしています。
毒を喰らわば皿までに関しては、濃い目のBLに乗り切れなかったという理由があります。でもどこかで復帰すると思います。とにかく小説がうまいし、続きも気になっています。
問題はガチアクタです。
ガチアクタに関しては2巻で離脱しており、恐らく復帰しない気がしています…。しかしその理由がハッキリわからない。
以下あらすじ引用です。
▼ガチアクタのあらすじ
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%81%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BF
世界観、動機、大変私好みです。また絵が本当にかっこよく、特にキャラのビジュアルデザインやバトルシーンに関してはめちゃくちゃ刺さっています。ストーリー自体もテンポ良く、仲間との出会いからバトルへの移行、能力覚醒のエピソードもちゃんと王道的で綺麗でした。
だからこそ、自分がなぜハマることなく離脱してしまっているのかが不思議なのです。
仮説を二つ、立てました。
1️⃣自分が作品に抱いた期待感と内容がズレている
2️⃣キャラクターに愛着がもてない
私はこの作品を「面白い」とだけ聞いて前情報なしで読みに行っています。ストーリーへの期待感を持ってない状態なので、読みながらそれを探すことになりました。
一巻を読み終わった時点で私に芽生えた期待は『ここから、どのような方法で地上の人間に復讐するんだろう?』でした。しかし、奈落から地上に上がる方法が2巻まで読んでも全く出て来ず、主人公は強烈な復讐心から地上に戻る!と繰り返しているのにその目的以前でのバトル展開が続きます。
これか?と思いました。
例えば主人公ルドに「復讐する。しかしこの奈落にまさかこんな世界があったとは。どういう場所なのかまずは調べてみよう」といった復讐以外の目的セットがあったら私も「せやな!奈落調べてこ!」となって並走して読んでた気がするんですが、ルド君はもう復讐心で頭がいっぱいなんですね。だからしつこいくらい「俺の目的は地上に戻ること!こんなことしてる暇ない!」と騒ぎながら進行しています。
うーん、でも戻るための方法すら出て来ないしな…。まだまだ時間かかりそうな流れ。
その後、他のキャラとの絡みでルド君は徐々に態度を軟化させてはいくのですが、そこでのやり取りも「ン?」とうまく共感できないことがあり、キャラに対してもなんとなくハマりきれない状態が続きます。
例えるなら「好物だらけの食材で作られた料理を出す店に来たが、メインディッシュが全然出て来ず、一緒に食べる相手とも話があんまり合わない」
みたいな感覚…。
そして恐らく同じ理由で離脱になった作品に「俺だけレベルアップな件」があり、これはもう本当に私は主人公が鼻について仕方がなく、コイツキライ…と言いながら離脱をしています。ストーリーもお母さんの病気を治すという目標セットがあったのにお母さんとのやり取り全然でてこねぇし…。
そしてそのことを、おすすめしてくれた上司に半ばグチのように伝えました。
すると読書認識を根底から覆すようなことを言われ、私はめちゃくちゃ目から鱗を落としてしまったのです。
次回「創作に求めているものが全く違う件」
に続きます。
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ではまた!
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