概要
無表情な私とお調子者の彼が舞台に立ったのは、役員だけが理由じゃなかった
感情表現が苦手な泉は、生徒会ではただ黙々と板書を続ける書記委員。そんな彼女に声をかけてきたのは、同じクラスのやたら明るい体育委員長・野崎だった。
やる気もネタもなかったはずの漫才本番で、野崎は台本をすべて吹き飛ばし、まさかの爆弾発言をした。
「意味がわからない」が口癖の泉だったが、そのとき、不思議と――ほんの少しだけ、楽しくなった。
「笑い」がもたらした、ちぐはぐなふたりの青春コメディ。
やる気もネタもなかったはずの漫才本番で、野崎は台本をすべて吹き飛ばし、まさかの爆弾発言をした。
「意味がわからない」が口癖の泉だったが、そのとき、不思議と――ほんの少しだけ、楽しくなった。
「笑い」がもたらした、ちぐはぐなふたりの青春コメディ。