第2話 私と貴女②
それがあまりにも唐突だったので、少し驚いてしまいましたが、私はそのまま受け入れてあげることにしました。
そして、彼女の頭を撫でながら話しかける事にしました。
「今日は如何したの?」
と尋ねると、彼女は少しだけ照れくさそうな様子を見せながらも答えてくれるのです。
その内容は至って単純なものでしたが、私にとってはとても嬉しいものでした。
何故なら、彼女も私と同じ気持ちだと分かったからです。
その事が嬉しくて仕方が無かったので、ついつい顔が緩んでしまったのかもしれません。
そんな私を不思議そうな目で見てくる彼女に微笑みかけつつ、そっとキスをしてあげる事にしました。
そうすると、彼女もまたそれに応えるようにしながら舌を入れてきて濃厚なディープキスへと発展していったのです。
それから暫くの間お互いの口内を犯し合った後、ようやく唇を離すと銀色の橋がかかったのが見えましたが、それも一瞬のうちに消えて無くなってしまいました。
その後、私達は朝食を食べ終えてから身支度を整えて仕事に向かう事にしたのですが、その前にもう一度だけキスをすることに決めました。
何故なら、そうしないと名残惜しい気がしたからです。
そして、私達は何度も繰り返しキスを交わし続けましたので、結局家を出る時間ギリギリまでかかってしまいました。
それでもまだ足りなかったようでしたので、今度は家に帰ってから続きをする事になりました。
それからというもの、私達の日常は大きく変わりました。
朝起きてからはおはようのキスをしてから朝食を食べて出勤するのですが、仕事中も隙を見てはキスをするようになったのですし、
昼休みや休憩時間も必ずと言っていいほど二人で過ごすようになりました。
帰宅後は夕食を食べ終えた後にお風呂に入った後、寝る直前までずっとくっついています。
そして、夜寝る時は同じベッドで眠る訳ですが、その時には必ずと言って良い程、朝まで愛し合っているのでした。
「もっと愛し合おうよ」
私はそう言って、彼女の胸元に顔を埋めながら甘えてみました。
すると、彼女は優しく抱きしめてくれた上、頭を撫でてくれたり、背中を擦ったりして宥めてくれるので、つい甘えたくなってしまうのです。
その後、しばらくの間イチャイチャしていたのですが、ふと何か違和感を覚えました。
何故なら、いつもより鼓動が早いように感じたからです。
そこで、試しに聞いてみることにしました。
すると、案の定恥ずかしがっていましたが、正直に教えてくれたのでホッとしました。
どうやら、緊張していたみたいですね。
だから、落ち着くまで待ってあげることにしました。
その間に、私は彼女の事を観察してみることにしました。
まず最初に目に入ったのは、綺麗なおっぱいでした。
大きさはDカップくらいでしょうか?
形も整っていて、とても魅力的だと思います。
次に、鎖骨部分を見たところ、やっぱり綺麗だと思いました。
色白だし、すべすべしていて、触り心地も良さそうです。
それから、腹部を見ると引き締まっていて、腹筋も割れているのが分かります。
ウエスト周りは細すぎず太過ぎず、ちょうど良いバランスになっているように感じます。
最後に下半身を見ると、こちらも引き締まっていて、足も長いのでスタイル抜群だと思いました。
そんな事を考えているうちに、段々と落ち着いてきたようで、ようやく呼吸が整ってきたようです。
そこで、今度は私から迫ってみることにしました。
そうすると、彼女は驚きつつも拒否せず、むしろ喜んで受け入れてくれたのです。
そして、そのまま抱き合ってキスを交わすと、お互いの体温を感じ合うことが出来ました。
それがとても心地よかったので、しばらくの間そのままの状態でいたのです。
やがて、どちらからともなく唇を離すと、今度は見つめ合いました。
その瞳の奥には愛情だけでなく、欲望の炎が宿っているのが見えました。
それを感じ取った私は、思わずゾクッとしてしまいました。
でも、嫌ではありませんでした。
むしろ、望んでいたことだったので、嬉しかったぐらいです。
そんな私達は再び唇を重ね合わせました。
今度は軽くではなく、しっかりと味わうようにゆっくりと時間をかけて堪能しました。
それから、何度か繰り返すうちに、段々と興奮してきたようで、私の腰に回されていた腕の力が強くなったのが分かりました。
それによって密着度が増し、より一層気持ち良くなりました。
このままだと止まれなくなると思い、慌てて止めさせることにしました。
すると、不満そうな表情を浮かべながらも従ってくれたので、ほっとしました。
その後、私達は布団の中に潜り込み、向かい合って横になりました。
そうすると、自然と手を握り合ったり、指を絡めたりして遊ぶようになったのです。
それを見た彼女は嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
それから、しばらくの間見つめ合った後、今度はおでこ同士をくっつけてみました。
お互いの温もりを感じることが出来て、幸せな気分になれました。
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