『漢文 その3』女性側の漢文


 藤宮輝石(ふじみやきせき)

 蝶金剛石(ちょうきんこうせき)

 若葉青龍(わかはせいりゅう)

 龍正神夫(たつせいじんおっと)

 我鳥神妻(われちょうしんさい)


―――


「藤の宮 輝く石」

「蝶金(ちょうきん)の剛(つよ)き石」

「若葉の青龍」

「龍正(りゅうご)神(かみ)の夫」

「我は鳥 神の妻」


―――


「伏しても宮の貴方は、輝く存在」

「金剛石(ダイヤモンド)の、蝶番(ちょうつがい)」

「若くから忍んでいる、青龍の貴方」

「主五神(しゅごしん)で、龍の夫」

「私は鳥で、神族(しんぞく)である貴方の妻」

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