『漢文 その3』男性側の漢文


 恋妻和歌(こいづまわか)

 京華愛鯛(きょうかあいたい)

 紺玄夜烏(こんげんよがらす)

 蜜日幻睡(みつかげんすい)

 君守神徒(くんしゅしんへい)


―――


「恋しい妻の和歌」

「京の華 愛で鯛」

「紺の玄(くろ) 夜烏(よがらす)」

「蜜の日 幻の睡(ねむ)」

「君を守る神の兵(つわもの)」


―――


「私の愛しい妻である貴女の和歌」

「京の華族として、君を愛でたい」

「今現在も、君のところに通い囁きたい」

「蜜の日々で夢心地に」

「君を守る、強き騎士(ナイト)であるから」

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