閉じる
表示設定
目次
⑤ 阿呆だからさ
君とはこうやってわかれたっけ
カフェインは摂ってる?
君は元気かな
僕は阿呆だから
そんな事しか書けない
別に冷めては無いんだよ
本当だよ
けどある意味覚めたのかな
阿呆だからさ言葉に出来ないんだ
夕暮れに少しばかり
君といた日のことを
思い出せば
いつしか
おとなになっていた
育まれたものはさ
あの日から形を変えてない
関係はさ崩れたのに
思い出せないビートは
もう何年も聞いてない
笑っちまうだろ?
こんな事しか書けない
つまらない
全て
アホくさい
僕が
拙い手紙
錆びれた万年筆
僕は本当に馬鹿だからさ
僕は本当に阿呆だからさ
君に伝えたいことさえも
頭が閉ざしてしまうからさ
全て僕がつぶしたことが
大切なのはわかったからさ
阿呆な僕はもう一度
言っていいかな
錆びれた万年筆を握る
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます