umi

青い昼100年生きた少女と恋より愛について語ろうよ

善悪も過去も未来もきみのもの夏が似合うってのはやっぱ嘘

ポリプロピレンって宇宙語みたいだねと笑い、大きい方の唐揚げくれた

食べた皿片付けてから言ってよね冥王星がきれいだとかは

健康な女が好きだゆるされたい救われたいし攫われたい

だからぼくときみはプラスティック・ラブ魂も身体もおざなりで

平等に死という結末があるから優しくするよ優しくしてよ

手のひらに人って書いても食べきれない手繋いだらどうにかなるかも

春過ぎて夏は来ないよ明日から憂いは消えてほら、朝焼け

強靭な顎で砕かれ屑になる星は光ってぼくらは眠る