小さな問いを大切にしたい

どう見ても人間だけど、植物なのだ。主人公は料理を通して、緑の人と心を通わせるのだが……。

静かな語り口で綴られる、社会への鋭い疑問の物語。胸の締め付けられるような切なさで、読者に訴えかけます。

なかなか価値のある作品だと思います。社会派SF読みにお勧め。