第4話「世界情勢、問題、」
ここまで考えてきたのは日本国内についてである。
第4章では世界範囲で、今起きている問題や今後起きる事が予想される問題について考えていく。
そもそも世界情勢とは何なのか?
世界情勢とは、世界全体の政治、経済、社会、文化などの状況や変化の事。
最近起きてる問題としては、ウクライナ情勢の長期化、イスラエルとパレスチナの紛争、気候変動による影響などで、経済面だと、アメリカと中国の経済摩擦、各国のインフレなどが注目されている。
日本国内でも多く問題を抱えていたが、世界範囲でみるとそれはもはや一国だけでは解決出来ないような問題もあり、例をあげると、貧困、紛争、環境汚染、教育格差などがある。
1つ1つ詳しく考えていこう。
まず、貧困問題は、アフリカや南アジアの一部地域では長期にわたって続いているもので、理由としては、十分な食料や水、教育や医療のアクセス不足によって多くの人々が苦しんでいる状況にある。
このような問題を減らす為に、支援団体も動いているが、終わらない戦争、増え続ける問題、さらには地球の未来も考えないといけない。
このような状況が続いており、戦争するより、SDGsや貧困、資源不足といった問題に世界で取り組んでいく事が必要になる。
増え続ける問題とは具体的には何があるのか?
アメリカの場合は、「フェンタニル」と言う薬物問題が話題となっている。
きちんと量を守って使えば、鎮痛薬として有能で、強力な合成ピペリジン系オピオイドによる効果は同じく鎮痛薬として使用されていたヘロインの50倍、モルヒネの100倍の効力がある。
さらに脂に溶けやすいという特徴から、摂取した瞬間に脳の神経まで届く即効性がある。
ここまできくと何が問題なの?と思う人もいるだろう、もちろんこの「フェンタニル」は薬として使われているが、量が違えば毒、ドラックとして使用することも出来てしまう為だ。
「フェンタニル」は脳内でドーパミンを大量に放出する事で、鎮痛薬としても、使われているが、ドラックとして使う場合、「フェンタニル」の効果が切れると、放出されたドーパミンが脳内の、神経系を破壊し、激痛をもたらす。
その痛みを抑えるには、病院で適切な処置を受けるか、また「フェンタニル」を使うかの2択になり、そもそも「フェンタニル」をしている人たちはホームレスが多くいる為、病院に行く金が無く、結局また「フェンタニル」を使ってしまうと言う負のループが問題になっている。
さらにこの「フェンタニル」、効果は大体1時間前後しかない為、病院が近くにない場所だと、抜け出す事は難しくなる。
そして、初めにも記述した通り、この「フェンタニル」量を守れば、鎮痛薬としては有能な為、ドラックストアなどでも材料が売られており、比較的安く済む為、作り方さえ分かってしまえば、永久的に稼ぐことの出来るビジネスになってしまっている。
もちろん対策を何もしてない訳ではない、アメリカに渡ってくるフェンタニルはほとんどが中国産の「フェンタニル」をメキシコ経由で渡られてくる為、2019年にフェンタニル関連物質を全て規制して、輸出を困難にさせたり、フェンタニル輸出に関わっていた中国人を逮捕したり、など色々と動いているが、それでもアメリカでは「フェンタニル」の問題は後を尽きない。
このように各国が問題を抱えている上に、地球規模の問題も発生している為、このままの政策で行くと、解決までの道は遠いだろう。
最近他に注目されているのは、ネット内での人間関係である。
近年では、小学校のうちからスマートフォンを持っている子供が多い。
保護者の方は恐らく大半が、何かしらの制限をつけている家庭が多いだろう。
ここで改めて考えて欲しいのが、スマホの便利な面と最近注意しなければいけない、トラブルについてである。
まず、普段どのくらいスマホを使っているだろうか、大半は4時間まで人が多いと思う、だが10代、20代の場合、1日の3分の1以上の時間をスマホに使っている人が増加傾向にある。
いわゆる、スマホ中毒、ネット依存といったものだ。
ネットがなぜ注意しなければならないのか?
調べ物をする際、家族や友人に電話をかけたい際、仕事で忙しい為ネットで買い物を済ませたい際には、とても便利で、私自身よくネットを活用している。
だが問題視されているのは、Instagramや TikTokといった、DMなどでネット内で顔も知らない他人と気軽に交流出来てしまう点である。
例えばある程度ネットの中で仲良くなった人からこのようなDMが来たとする。
「そうだ!今度◯◯駅の近くのカフェに行こうよ!◯◯ちゃんの好きなアニメとコラボしてたよ!」
大人から見れば「いやいや顔も知らないし、明らかに怪しいでしょ」
と言いたくなるだろう。
ではなぜそれでも、騙されてトラブルが起きてしまっているか。
それは、それが「普通」になってしまっているからである。
基本的にネットの機能を悪用して、写真を送らせたり、会いたいなどと言ってきたら、注意が必要だが、中には、他意がなくただただ誘った人、小中学生の間でそれが当たり前になっているのである。
これは、極端に悪い例だが、ネット依存が問題になるのには他にも問題がある。
ただただ相手も自分も友達として仲良くなってしまうと、連絡手段がネットのアプリだけになってしまう為、スマホを使う時間が増え、中毒になってしまうケースが多い。
その為、ネット内での人間関係が原因で引きこもりや自殺をはかる若者が増加していると言う現状がある。
これからの育て方は生活の変化に伴って、だんだんと変わってくるのかもしれない。
今とこれからの世の中 優輝 @YukiAmaya
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