第2話特技

「はぁ?!無所属でやってんのか」

「だってぇー口しか出さないおっさんにぶつぶつ言われんじゃーん、嫉妬してるって感じすごいんだよね〜」ネイルを見ながら言う

「まあ確かにそうだが」「それに何があるかわっかんないしー」「あのなあ、日本の場合は日本暗殺グループのJAGとヒットマンの集いことHtあと地方にあるグループがあるが知らないのか?」「え〜とJAGは聞いたことある気がする、確か勧誘にきてたような」「そうか、ならどこから情報を仕入れたんだ?」

「あー確かウチの客の岡野っちだっけな」

「岡野って小太りの眼帯つけた?」「そうそうその人!武器の愚痴言ったら紹介してもらったんだー」

「なるほど、大体わかった、それでどうする買ってくか?あんたになら15だろうが売るぞ」「15と弾をマガジン3個と60発ほどあと刃渡りが15センチ以上のナイフ2本ほしいかな」

「ほらよ」YS15と弾とマガジンをもらい

ナイフは重めで頑丈なチタンのステンレスメッキのものだ

「銃のメンテを怠るなよ、修理も受け付けるからな」そう言われながら店を出た

てな感じで今歩いてるけどー依頼ないんだよな

とりま最近できたカフェでも行こっかなー

 「お待たせしましたご注文のマロンパフェとミルクティーでございます」店員が持ってきてくれた、すぐに写真撮って口に運んだ

うま〜、買物の後のスイーツも好きだわ〜

このマロンパフェなんて、栗の甘さがしっかりと…メールか

【from お仕事について】『依頼入りましたよ、相手は家にいるので、お邪魔して話を聞いてください、ご活躍を願っています、相手の住所と顔写真と名前は別のメールで送ります』

こんなふうにくつろいでいるがギャルこと高岡(自身のことはたかちゃん呼び)はこう見えて暗殺者である。

ふーん相手は家にいて、侵入して、やれば良いのね…こっから近いから言っちゃおー

 さてとお仕事始めますか

家の周りを見て回る、窓の位置や数ターゲット以外の家族構成などを見るためだ。

この窓なら一目に付かないな、ならあっち側にダミーを作っておこー

窓を開けて侵入するテレビの音が聞こえて男性の話し声が聞こえた。

「…離婚したいって言っておきながら金が欲しくなったんだろ!だから俺に電話してきてんだろてめえは」

中肉高背のおっさんが電話に向かって怒鳴っている

あー金関係に汚いおっさんねー、そりゃ依頼されるよねー。 机の上には酒瓶とタバコがたくさんあった。

「おっさん」「ああ゛?!」バンと発砲してターゲットのおっさんを黙らせる「はっ?!なっなんだよ、なんだお前は!」

「アタシ? 暗殺者だよ」「暗殺者?!誰に頼まれた?」涙目になりながらおっさんの足は震えていた。 「さあ、日頃の行いじゃない?」

「依頼されてるんだろ?いくらもらったんだ、倍いや3倍は出すぞ」

「へー3倍か」「そうだ出すから武器を下げてこっちへ来てくれ、取引をしよう」

「わかったー」銃を下げ高岡が前に進むと「殺し屋があめーんだよ」と近くの酒瓶を振り下ろした。ターゲットはしてやったりと、言わんばかりにニヤついていた。

高岡はすぐさまナイフを取り出し持ち手の部分で自身に向かって来た瓶を叩いた

瓶は即座に割れ、ターゲットはニヤついたが、一瞬で行動を間違えたことを悟った。

破片は一つ一つ高岡がナイフで跳ね返し、破片は一つも高岡に飛んでいかなかった。

その代わり破片はターゲットに飛んでいき肉に刺さった。

「ぐあっ!」腹に刺さり腹を押さえてるところを高岡のキックが飛んできた。

床に倒れ上を見るとナイフを首元に拳銃を額に当てていた

「それじゃあ、バイバーイ」バーンと音がして

辺りには血の海ができていた。

よーし終わったーあとは連絡してかーえろっと

高岡はシャワーを浴びてあるバーに行った

【バートンズラ】高岡の行きつけのバーだ。

「てんちょー、仕事終わったよ、いつものちょうだい」「お疲れ様です、カシスオレンジでございます」「ありがとー」「高ちゃんじゃーん」

カシオレ飲んでる時に来たこの人は岡野っち

「おっ岡野っちじゃん、紹介してくれてありがとうね、めっちゃ良いもの買えたー」

「でしょーあそこ品揃えが良いよ、何買ったの?」「えー15買ったよーデザインすきなんだよねー」「えっ買えたの?」岡野っちが驚いた顔をする「見るー? こんな感じー」「ん?ーマジじゃん!使い心地は?」「もう、さいっこお」

「それでお仕事はきょうしたの?」

声を小さくして真面目な顔で聞いて来た

「して来たよー簡単だった」「あらそうなの、うちに働きに来て欲しいわー」

ネイルした爪を見せながら勧誘して来た

岡野っちはオカマだけどメイクは最小限で髭はそのままネイルはすると、中間的だけどそこが岡野っちの魅力なんだよねー

「えーでも上司にぐちぐち言われんのは嫌なんだよねー」

「あらそうなの?上司に言われるのが日常だから厳しいわー」「高岡さんにお仕事が入ってますよ」「えっまじ?どんなん?」マスターが紙を出して渡した「まとめるとこんな感じですね」

『9月10日までに日接待して欲しい客がいる、名前は遠野 守この人は口が悪く子供が嫌がるような人なのでご注意をあなたの自由で美容』

この文は一見すると美容の依頼に見えるが違う、これは隠語で本当は『9月10日までに殺して欲しい奴がいる、遠野 守こいつは暴力をすぐ振るい子供だろうと容赦なく暴言を浴びせて虐待をする、死因は問いません貴方が好きなもので殺してください』だ

「なるほど、どれくらいの費用なの?」

「これぐらいですね」マスターがまわりの客に見えないようにこっそり見せた。 そこには250万と書かれていた

「まぁ個人でこれくらいならいいんじゃないかしら?」「やるよもっと新しい仕事道具で特技を試したいしー」「そう来なくっちゃ」「ではお仕事頑張ってくださいね」マスターが言いカレンダーを見せた。

んー今日は9月3日かなら明後日行っちゃおー

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アサシンギャル♫ オーズ、ソファーいよい @si_oz

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