アサシンギャル♫
オーズ、ソファーいよい
第1話ギャル暗殺者
「あんた商人でしょ?」ギャルが髪を結んだ男性に話しかけた。「商人…?私はただのサラリーマンですよ、総務部のね」定番の嘘をつきその場を離れようとする。「えーでも売ってくれるんでしょ?、ぶ き」サラリーマンの目をじっと見て言う。「ブキ? そんなものありませんよ、強いて言うなら上に胡麻を擦ったりするぐらいですよ」進もうとすると「YSシリーズ、YS12、13はあんたが作ってんでしょ?見せてよ」振り返り、本人は気づいてないかもしれないが右目がピクッとしていた。
「おっ図星って感じじゃね〜」ギャルはニヤニヤしている
「…どこで耳に入れたか知らないけど素人が扱うものじゃないし、大金が必要だから帰りな…」
「金?これで足りるっしょ?」バックから金の延べ棒を出した「まだあるけどどうよ?」
延べ棒が一本と札束が一つ入ったバックを見せた、相手がバックの中を見て「わかったついて来い」と案内してくれた。
てなわけで付いてきたけど外から見たらスゴイカモフ(カモフラージュ)されてんね〜
入ると生活感しかないけど本当に武器売ってる〜?
商人が二枚のカードキーを取り出していた。
二枚のカードキーを通してカレンダーの裏にあるボタン押したらドアが自動閉まり、畳や床が動き、商人との間にダイニングテーブルがでてきた
商人の後ろには棚やケースがいくつも出てきた
「さて、何がお望みだっけ?」「あーハンドガンがほしーんだけどぉ」「ならトカレフやグロッグでいいか?」と言ってハンドガンを2丁出した。「イヤそれは使ってたんだけど壊れちゃったんだよね」バックから上半分が壊れたグロッグと銃口が歪んだトカレフが出てきた
「ほーん、3年ぐらい使い込んでるなにしても珍しいな」「まあねー」「どんなのがいい?アメリカ産か?ロシア産?」「YS12とか見せて」
「チッ覚えてたか、どこから聞いたんだ?」イヤそうなかおをしながら出した
「うーん、取引相手」「そうかこれがYSシリーズの12.13自信作の15だ」「確か海外と国産に嫌気が刺し作ったんでしょ〜」「そうだ」頷きながら説明を始めた「12は一般のものよりかは威力は下がるが命中率はある、13は威力と耐久に特化したもので」ギャルは説明してる間に12.13と手で持って構えたりしていた「15は形は変だが弾のブレにくさ、威力、スピードは良い、だがとても扱いにくいじゃじゃ馬だ」
「うーん試し撃ちして良い?」15をもって商人に聞く「的は右にある」指を刺して続けて言った「弾は12.13はこれだ15はこっちだ、リロードボタンはここだ」マガジンと弾を渡し見に行った。12.13を試し撃ちしてそれぞれ弾は中心に近いところに当たっていた。12.13もそうだがギャルが銃を構えた瞬間殺気のようなのを感じた15を持った瞬間から殺気だと確信した
15を持ちすぐさま発砲する、先ほどの12.13とは全く違うスピードでリロードを終わらせ
1発目を打ちすぐさま、バンバンバンとマガジンの弾を使い切った。
「ふう…ん?驚いちゃった?アタシの腕前に(笑)」ニヤニヤしながら商人に聞く
「まじかよ」弾は最初の一発を除き全てが的の中心に当たっていた。
「じゃじゃ馬を使いこなしてあんた、なにもんだ?」
ギャルがニヤっとして答える
「暗殺者、無所属だけどね」
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