変わりゆく体と変わらない心

近未来的なストーリーでありながら、物語が普遍的な「自分らしさ」や「愛されたい気持ち」の本質を伝えています。

「俺は俺だ。心は絶対に変わらない」という涼の芯の強さと、その裏にある弱さが丁寧に描かれていて、読んでいて胸が締め付けられる場面も多かったです。
名前を呼んで告白する場面は、今まで積み重ねてきた迷いや痛みがすべて報われるようでした。
読み終わったときに涙とあたたかい気持ちが残る物語でした。