カクヨム短歌賞1首部門応募作品

髙山准

9首

犬の鼻のしめりけ永遠があるなら犬の鼻よ永遠にしめって、


冷めていくミルクコーヒー/溺愛の出来合いのコロッケ 混じる空


砂漠から来た砂などが車などを傷つけている稀有な現象


AIの思う咀嚼は醜くてAIには歯がない臓器がない


頼りない 人差し指と中指で作ったハートでも好きでした


飆←すごい漢字だ犬がいて犬がいて犬がいて風が吹く


ひもQもわたパチもない世の中で愛はバレットのまま売られる


いつか地震があるいは鳥がこの街を破壊していくまで愛し合う


雪で皆覆い隠して保健室のポスターに啓蒙のような愛







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カクヨム短歌賞1首部門応募作品 髙山准 @m99ejxj

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